つくり‐ごと【作り事】
１ 実際にない出来事をあるかのように作り出した事柄。こしらえごと。「この手記は大部分が—だ」 ２ 人工を加えて作ったもの。「この岩根の松も、こまかに見れば、えならぬ—どもなりけり」〈源・少女〉
つくり‐もの【作り物】
１ 人の手で実物そっくりに作ったもの。まがいもの。人造物。模造品。「—のダイヤの指輪」 ２ 事実に基づかず、虚構によって作り出した事柄、または文学作品。「何だか小説か—のようで」〈逍遥・当世書生...
つけ‐おち【付（け）落ち】
帳簿・伝票などで、記載すべき事柄が脱落していること。つけおとし。
つづ・く【続く】
《上代は「つつく」か》 
［動カ五（四）］ １ 前からの状態や行為などがとぎれたり変わったりしないでそのままつながる。「晴天が—・く」「にらみ合いが—・く」 ２ 同じものが隣り合った状態でずっと...
つづ・ける【続ける】
［動カ下一］［文］つづ・く［カ下二］ １ ある状態や行為をとぎれたり変えたりしないで保つ。「議論を—・ける」「旅を—・ける」 ２ ある事柄を間をおかずに繰り返して行う。「失敗を—・ける」「連勝を...
つとめ【勤め／務め】
１ 当然果たさなければならない事柄。任務。義務。「税金を納めることは国民の—だ」 ２ 官公庁・会社などに雇われて、働くこと。勤務。「一日の—を終える」 ３ 仏道の修行。また、僧侶が日課として行う...
つみ‐のこし【積（み）残し】
１ 積みきれないで残ったもの。「数個の—が出る」 ２ 時間内にこなしきれなかった事柄。「—事項」
つみ‐のこ・す【積（み）残す】
［動サ五（四）］ １ 積むはずのものを積みきれないで一部を残す。「満員電車が乗客を—・す」 ２ 時間内にこなしきれなくて、いくつかの事柄を残す。「案件を—・して閉会する」
つや‐ごと【艶事】
男女の情事に関した事柄。ぬれごと。
つ◦らむ
［連語］《完了の助動詞「つ」の終止形＋推量の助動詞「らむ」》…てしまっているだろう。…ただろう。「橘の照れる長屋に我(わ)が率(ゐ)寝し童女(うなゐ)放りに髪上げ—◦らむか」〈万・三八二三〉 「...
