なに‐ごと【何事】
1 どのような事柄。どんなこと。「—によらず命令に従う」「突然の銃声は—か」 2 (多く「も」を伴って)あらゆること。万事。「—も辞さない」「—も運を天にまかせる」 3 (相手をとがめる気持ちで...
なに‐なに【何何】
[代]不定称の指示代名詞。不明なものや不確定なものを並べあげるのに用いる。何と何。また、一つ一つの内容を具体的に記す必要のないときに用いる。「遠足には—を用意したらいいのか」「第一条—、第二条...
なに‐ぶん【何分】
[名] 1 はっきりしない内容を漠然と表す。なんらか。「いずれ—の沙汰があるだろう」 2 あまり多くない数量を漠然と表す。いくらか。なにがし。「—の御寄付をお願いいたします」
[副] 1 適...
なに‐ら【何等】
[副]「なんら」に同じ。「—の事柄を以てする歟(か)」〈逍遥・小説神髄〉
な‐のに
[接]《接続詞「それなのに」の「それ」が省略されたもの》前述の事柄に対し、あとの事柄がそれと矛盾する内容であることを示す。「彼は三時に来ると言った。—来なかった」
なみ‐かぜ【波風】
1 波と風。また、風が強く吹いて波立つこと。「—が強まる」 2 家庭や世間に起こるごたごた。もめごと。「家の中に—が立つ」 3 さまざまのつらい事柄。「世の—にもまれる」
なむ
[係助]《上代の係助詞「なも」の音変化。「なん」とも》名詞、活用語の連用形・連体形、副詞、助詞に付く。 1 上の事柄を強く示す意を表す。「夜半(よなか)うち過ぐるほどに—、絶えはて給ひぬる」〈...
なら
[副助]《断定の助動詞「なり」の未然形から》体言に付く。話題となるものを取り上げて示す。…について言えば。「母—間もなく帰ると思います」
[並助]《近世語》いくつかの事柄を並列して言うのに用...
ならい‐もの【習い物】
1 習う事柄。 2 能・音曲などの芸道や茶道・華道などで、特別の許し(伝授)を得なければ、けいこすることのできない曲や段階。秘事。伝授物。
ならび‐に【並びに】
[接]前後二つの事柄をつなぐのに用いる語。および。また。と。「氏名—電話番号を明記のこと」 →及(およ)び[用法]