ごかしょ‐しょうにん【五箇所商人】
江戸時代、生糸貿易を独占した京都・堺・長崎・江戸・大坂の5か所の商人。→糸割符(いとわっぷ)
ごかじょう‐の‐ごせいもん【五箇条の御誓文】
慶応4年(1868)3月14日、明治天皇が宣布した明治新政府の基本政策。「広く会議を興し、万機公論に決すべし」「上下(しゃうか)心を一にして、盛に経綸(けいりん)を行ふべし」「官武一途庶民に至る...
ごかせ‐がわ【五ヶ瀬川】
宮崎県北部を流れる五ヶ瀬川水系の本流。西臼杵(にしうすき)郡五ヶ瀬町の九州山地の向坂(むこうざか)山(標高1684メートル)東斜面に源を発して北流し、途中東に向きを変えて延岡(のべおか)市で日向...
ご‐かせん【五歌仙】
⇒梨壺(なしつぼ)の五人
上東門院彰子に仕えた五人の女流歌人。赤染衛門(あかぞめえもん)・和泉式部・紫式部・馬内侍(うまのないし)・伊勢大輔(いせのおおすけ)。
ごかねん‐けいかく【五箇年計画】
5年間で達成することを目標とする事業計画。特に、ソ連が1928年から始めた国民経済発展計画が有名。
ごかのしょう【五家荘】
熊本県中東部、八代(やつしろ)市の地名。球磨(くま)川の支流、川辺川(かわべがわ)源流にある葉木(はぎ)・仁田尾(にたお)・樅木(もみき)・椎原(しいばる)・久連子(くれこ)の旧5村をいう。平家...
ごか‐の‐しらべ【五箇の調べ】
琴(きん)の5種類の弾き方。また、その調子。掻手(かいで)・片垂(かたたり)・水宇瓶(すいうびょう)・蒼海波(そうがいは)・雁鳴(がんめい)の五つ。筑紫箏(つくしごと)でもいう。
ごか‐の‐ほう【五家の法】
近接する5戸を一組とし、その組の連帯責任において治安維持などの取り締まりに任じさせたもの。中国の周代の制度にならい、日本では律令制で五保の制が敷かれたが、江戸時代の五人組制度もこの系統を引くもの。
ごか‐ひ【五加皮】
ウコギの根皮を干した漢方薬。強壮剤にするほか、薬用酒の五加皮酒をつくる。
ごか‐ぼう【五家宝/五荷棒】
蒸したもち米をのして細かくきざみ、乾燥させて砂糖と水飴(みずあめ)とで固めて棒状にし、きな粉を水飴で練ったものを巻いた菓子。享保年間(1716〜1736)上州五箇村の人が始めたといわれ、現在は埼...