ごごん‐こし【五言古詩】
漢詩体の一。五言の句からなる古体の詩。五古。→古詩
ごごん‐ぜっく【五言絶句】
中国の唐代に完成した近体詩の一。五言の句が4句からなる漢詩。五絶。→絶句
ごごん‐はいりつ【五言排律】
五言の句からなる排律。
ごごん‐りっし【五言律詩】
中国の唐代に完成した近体詩の一。五言の句が8句からなる漢詩。五律。五言律。→律詩
ごごん‐りつ【五言律】
「五言律詩」の略。
ご‐さい【五彩】
1 青・黄・赤・白・黒の五つの色。また、多種の色。五色(ごしき)。 2 中国宋代(金代)を起源とし、元代に完成した上絵付け、およびその陶磁器。白磁または白釉陶(はくゆうとう)に赤・青・黄・緑・紫...
ご‐さい【五菜】
1 5種の野菜。韮(にら)・薤(らっきょう)・葱(ねぎ)・山葵(わさび)・藿(まめ)。 2 5種のおかず。「二汁—」
ご‐さん【五三】
1 五と三。 2 《「五十三匁」の略から》近世、京都島原の太夫(たゆう)の揚げ代。また、太夫のこと。「一の女郎の値段を五十三匁と定め、これを—と言ひ」〈浮・御前義経記・一〉
ご‐さん【五山】
《「ござん」とも》格式の高い、五つの大きな寺。 1 インドの祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)・竹林精舎・大林精舎・鹿園(ろくおん)精舎・那爛陀(ならんだ)寺の五精舎。 2 中国の径山(きんざん)寺・...
ごさんか‐りん【五酸化燐】
燐が燃えたときに生じる白色の粉末。水に溶かすと燐酸になる。吸湿性が強く、乾燥剤・脱水剤に使われる。五酸化二燐。化学式P2O5