ごじょうげん【五丈原】
中国陝西(せんせい)省、秦嶺(しんれい)山脈の北麓地帯。234年に蜀の諸葛孔明(しょかつこうめい)が魏の司馬懿(しばい)と対陣中、病死した所。
ごじょう‐ざか【五条坂】
京都市五条通りの東、清水(きよみず)へ上る所にある坂。
ごじょう‐し【五條市】
⇒五條
ごじょう‐どおり【五条通り】
京都市中央部を東西に通じる道路。東山区西大谷門前から天神川に至る。平安京では六条坊門大路の位置にあたり、豊臣秀吉が五条大橋をこの通りに移してからの称。平安京の五条大路は現在の松原通りにあたる。
ごじょう‐の‐けさ【五条の袈裟】
三衣(さんえ)の一。五幅(の)の布を縫い合わせて作った袈裟。インドでは作業の際などに用いたが、日本で形式化されて僧衣となった。五条の法衣。五条衣。五条。
ご‐じょく【五濁】
仏語。この世が悪くなるときの五つの汚濁の相。天災・疫病・戦争などが起こる劫(こう)濁、誤った考え方がはびこる見濁、衆生(しゅじょう)の寿命が短くなる命(みょう)濁、煩悩によって悪が蔓延する煩悩濁...
ごじょく‐あくせ【五濁悪世】
仏語。五濁にまみれた悪い世の中。
ごじょく‐ぞう【五濁増】
仏語。時がたつにつれて五濁の度合いが高まること。
ご‐じん【五塵】
仏語。煩悩(ぼんのう)を起こさせて人の心をちりのように汚すもの。色(しき)・声(しょう)・香(こう)・味・触(そく)の五境のこと。
ご‐すい【五衰】
仏語。天人の死に際して現れるという5種の衰えの相。経説により差異があり、涅槃経(ねはんぎょう)では、衣装にあかがつく、頭上の花冠がしぼむ、からだが臭くなる、脇の下に汗が流れる、本来いるべき座にい...