きょうほう【享保】
江戸中期、中御門(なかみかど)天皇・桜町天皇の時の年号。1716年6月22日〜1736年4月28日。きょうほ。
きょうほう‐きん【享保金】
江戸幕府の鋳造した、正徳5年(1715)から通用の小判・一分判、享保10年(1725)から通用の大判の3種の金貨の総称。元禄・宝永年間に鋳造された悪貨による悪影響を是正するために改鋳されたもので...
きょうほう‐ぎん【享保銀】
江戸幕府の鋳造した、正徳5年(1715)から通用の丁銀・豆板銀の総称。
きょうほう‐の‐かいかく【享保の改革】
江戸幕府三大改革の一。8代将軍徳川吉宗が主導。綱紀の粛正、質素倹約の励行、目安箱の設置、公事方御定書(くじかたおさだめがき)の制定、足し高の制、上米(あげまい)の制、相対済(あいたいすまし)令、...
きょうほう‐の‐ききん【享保の飢饉】
享保17年(1732)イナゴ・ウンカなどの虫害により西国一帯に起こった大飢饉。被災地への米の回送などで江戸の米価が急騰し、翌年、江戸で最初といわれる打ち壊しが起こった。
きょう‐ゆう【享有】
[名](スル)権利・能力などを、人が生まれながら身につけて持っていること。「基本的人権の—」「人間は自由と責任とを—している」
きょう‐らく【享楽】
[名](スル)思いのままに快楽を味わうこと。「—にふける」「人生を—する」
きょうらく‐しゅぎ【享楽主義】
快楽を追求することを人生最上の目的とする主義。快楽主義。
きょうらく‐てき【享楽的】
[形動]快楽にふけるさま。「—な生活態度」
きょうろく【享禄】
室町後期、後奈良天皇の時の年号。1528年8月20日〜1532年7月29日。