じんじそしょう‐ほう【人事訴訟法】
婚姻・実親子関係・養子縁組など人事訴訟に関する手続きについて、民事訴訟法の特例として定めた法律。平成15年(2003)制定。
じんじちょうてい‐ほう【人事調停法】
家族・親族間の紛争など、家庭に関する事件について調停の制度を定めた法律。昭和14年(1939)公布。昭和22年(1947)、家事審判法の制定により廃止。
人事(じんじ)は棺(かん)を蓋(おお)うて定(さだ)まる
人間の真価は、その人の死後に初めてきまる。棺を蓋(おお)いて事定まる。
じんじ‐ふせい【人事不省】
昏睡(こんすい)状態に陥り、意識を失うこと。「—に陥る」
人事(じんじ)を尽(つ)くして天命(てんめい)を待(ま)つ
力のあらん限りを尽くして、あとは静かに天命に任せる。
にん‐じ【人事】
人間に関すること。じんじ。「諸方の雲水の—の産を受けず」〈正法眼蔵・行持下〉
ひと‐ごと【人事/他人事】
自分には関係のないこと。他人に関すること。よそごと。「境遇が似ていて、とても—とは思えない」 [補説]本来「他人事」と書いて「たにんごと」とは読まなかった。
人事(ひとごと)言(い)わば筵(むしろ)敷(し)け
うわさをすればその当人が現れるものであるから、その席を用意しておくくらいの気持ちでうわさをするがよいということ。
人事(ひとごと)でな・い
他人事だとのんきに思ってはいられない。やがて自分の上にもふりかかってくるかもしれない。「—・い老年問題」