ヨハネによるふくいんしょ【ヨハネによる福音書】
新約聖書の四福音書の第4書。「始めに言葉ありき」の有名な句で始まる本書の特徴は、他の三福音書(共観福音書)と異なり、単なるイエスの伝記にとどまらず、神の真理(言葉)の人格化としてのイエス=キリス...
りしん‐ろん【理神論】
神を世界・天地の創造者とはするが、世界を支配する人格的超越存在とは認めず、従って奇跡・預言・啓示などを否定する立場。いったん創造された以上、世界はみずからの法則に従ってその働きを続けるとする。1...
利(り)を見(み)ては義(ぎ)を思(おも)い危(あや)うきを見(み)ては命(いのち)を授(さず)く
《「論語」憲問から》立派な人格と教養を備えている人は、利益になることがあればそれを得るのは正しいかどうかをまず考え、危急の場合には命を投げ出して事に当たる。
れんそう‐けんさ【連想検査】
言葉(刺激語)を提示して連想語(反応語)を言わせ、それによって精神状態や人格特性を知ろうとする検査。答える語に制限のない自由連想と制限のある制限連想とがある。
ロゴス【(ギリシャ)logos】
1 ギリシャ語で、言葉・理性の意。 2 古代ギリシャ哲学・スコラ学で、世界万物を支配する理法・宇宙理性。 3 言葉を通じて表される理性的活動。言語・思想・教説など。 4 キリスト教で、神の言葉の...
ロボトミー【lobotomy】
統合失調症などの治療を目的に、前頭葉の白質の一部に切開を加えて神経線維を切断する外科療法。人格変化・知能低下を起こしやすく、日本では現在行われない。
ロールシャッハ‐テスト【Rorschach test】
投影法による人格検査の代表的なもの。左右対称なインクのしみが何に見えるかという反応をもとに被験者の人格を理解しようとする検査。20世紀初め、スイスの精神科医ロールシャッハ[1884〜1922]の考案。