ばん‐ごう【万劫】
非常に長い年月。永劫。「一度人身を失えば—還らずとかや」〈樗牛・滝口入道〉
ばん‐た【番太】
1 江戸時代、町や村に雇われ、夜警や火事・水門などの番に当たった者。非人身分の者が多かった。 2 江戸で、自身番の番人。任につきながら駄菓子・玩具・雑貨なども売った。番太郎。
ひと‐じち【人質】
1 交渉を有利にするために、特定の人の身柄を拘束すること。また、拘束された人。「—を解放する」 2 近世以前、借金の担保として人身を質入れすること。また、誓約の保証として妻子や親族などを相手方に...
ひとみ‐ごくう【人身御供】
1 人間を神への生け贄(にえ)とすること。また、その人間。人身供犠(じんしんくぎ)。 2 集団または特定の個人の利益のために、ある個人を犠牲にすること。また、その個人。
ひにん‐てか【非人手下】
江戸時代、庶民に科した刑罰の一。非人身分に落とし、非人頭(ひにんがしら)の配下に編入した。
ぶ‐やく【夫役/賦役】
《「ふやく」とも》労働で納める課役。律令制では広く人身課税をさし、調・庸・雑徭(ぞうよう)などを総称したが、中世にはしだいに守護役・陣夫・伝馬役などの労役に限定され、江戸時代には助郷役・国役など...
ほしょうかくだいがた‐じどうしゃほけん【補償拡大型自動車保険】
従来型の自動車保険に人身傷害保険を付加し、自身に過失があった場合も保険金が支払われるよう補償範囲を拡大したタイプの自動車保険。→人身傷害保険
ぼう‐こう【暴行】
[名](スル) 1 乱暴な行為。不正な行い。「其—の寛厳は立君独裁の—に異ならずと雖も」〈福沢・文明論之概略〉 2 暴力を用いて人身に危害を加えること。「—を加える」「通行人に—する」 3 力ず...
まごらか【摩睺羅伽】
《(梵)Mahoragaの音写》人身蛇首の神。仏教では八部衆の一。摩睺羅王(まごらおう)。まごらが。
みのしろ‐きん【身の代金】
1 人質などと引きかえに渡す金。「—目当ての誘拐」 2 人身売買の代金。