じん‐きょう【人境】
人の住んでいる所。人里。
ぜっ‐きょう【絶境】
人里離れた所。〈日葡〉
そう‐しゅう【滄州】
1 青々とした水に囲まれた州浜。人里を離れた水辺。 2 仙人や隠者の住んでいる所。
大隠(たいいん)は市(いち)に隠(かく)る
《王康琚(おうこうきょ)「反招隠詩」から》真の隠者は、人里離れた山中などに隠れ住まず、かえって俗人にまじって町中で超然と暮らしているということ。大隠は朝市(ちょうし)に隠る。
と‐やま【外山】
人里に近い山。端の山。奥山・深山(みやま)に対していう。はやま。
は‐えん【巴猿】
《中国湖北省巴東県の巴峡に猿が多く、その鳴き声が旅愁をさそったところから》峡谷に鳴く猿。「人里遠く分け入れば、嶺の—一たび呼び」〈古活字本保元・下〉
はなれ‐や【離れ家】
1 人里から離れた一軒家。ひとつや。 2 (「離れ屋」とも書く)母屋と同じ敷地内に、別棟に建てられている家。
はな・れる【離れる】
[動ラ下一][文]はな・る[ラ下二] 1 くっついているものの一方が動いて別々になる。「足が地を—・れる」「雀が電線から—・れる」 2 あるものとの間に隔たりができる。その位置から遠ざかる。「一...
は‐やま【端山】
奥山に対して、人里近くの低い山。また、連山のはしの方にある山。
ひとつ‐や【一つ家】
1 同じ一つの家。「—に寝泊まりする」 2 人里はなれた所に1軒だけある家。一軒家。