かね‐あきゅうど【金商人】
1 砂金などを売買する人。金売り。かねあきびと。「—をすかして、めし具して下り侍り」〈古活字本平治・下〉 2 金銀と銭とを両替する人。銭売り。かねあきびと。
金(かね)の番人(ばんにん)
金をためるばかりで、利用することを知らない人。守銭奴。
かはん‐にん【加判人】
連帯保証人として借用証に署名捺印した人。
かぶしき‐なかがいにん【株式仲買人】
もと、株式取引所で株式の売買を行った者。大正11年(1922)に取引員と名称を変えた。現在の証券取引所(金融商品取引所)の承認を受けた取引参加者(会員組織の取引所は会員)に相当する。
かみ‐いちにん【上一人】
《上位の、第一人者の意》国王。天皇。かみごいちにん。かみいちじん。「—より下万民に至るまで」
かみこ‐ろうにん【紙子浪人】
いつも紙子を着ているような貧乏な浪人。「その隣はむつかしき—」〈浮・胸算用・一〉
かみ‐ごいちにん【上御一人】
「上一人(かみいちにん)」に同じ。
かみのだいりにん【神の代理人】
《原題、(ドイツ)Der Stellvertreter》ドイツの劇作家、ホーホフートによる戯曲。5幕11場の大作で、1963年にベルリンで初演。ナチスのユダヤ人虐殺を黙認したローマ教皇ピウス12...
かみ‐の‐みやひと【神の宮人】
1 神・神社に仕える人。「誰にかも寄らむ—」〈記・下・歌謡〉 2 天皇に仕える人。大宮人。「皇祖神(すめろき)の—」〈万・一一三三〉
かみん‐ちゅ【神人】
沖縄地方で、神をまつる巫女(みこ)の総称。正式の資格をもつ巫女のほかに、村祭りのときだけ資格を与えられる巫女をもいう。 [補説]書名別項。→神女