つうか‐の‐ばんにん【通貨の番人】
中央銀行のこと。金融政策を通じて、通貨の価値を維持する責任を負う立場にあることから。 [補説]通貨価値の維持は物価の安定と密接な関係にある。中央銀行は、物価の安定を主な目標として金融政策を行うこ...
つう‐じん【通人】
1 ある事柄、特に趣味的なことに精通している人。「角界の—」 2 人情の機微、特に男女間のことに深い思いやりのある人。 3 花柳界の事情に通じている人。粋人(すいじん)。
つかい‐びと【使ひ人】
1 召し使い。使用人。「此の君をわがむすめどもの—になしてしがな」〈源・蓬生〉 2 めかけ。側女(そばめ)。「妻(め)もまうけず、—もつかはぬ人あり」〈宇津保・藤原の君〉 3 使者。「波路は御—...
つかさ‐びと【官人】
官職にある人。官吏。役人。「—より始めて、諸々の民に至るまで」〈東関紀行〉
つかまつり‐びと【仕り人/仕奉人】
つかえる人。従者。「一条殿の御—とかやのためになめき事したうびたりけるを」〈大鏡・伊尹〉
つきそい‐にん【付添人】
1 人に付き添っていろいろな世話をする人。 2 家庭裁判所で審判を受ける少年の権利を擁護・代弁し、少年審判の手続きや処遇の決定が適正に行われるよう裁判所に協力する人。弁護士以外の人がなる場合は家...
つき‐の‐いろびと【月の色人】
月の美しいのを美人にたとえていう語。「その名も—は、三五夜中の空にまた満願真如の影となり」〈謡・羽衣〉
つき‐ひと【月人】
月を擬人化していう語。月人男。「黄葉(もみち)する時になるらし—の楓(かつら)の枝の色付く見れば」〈万・二二〇二〉
つき‐びと【付(き)人】
付き添って身のまわりの世話をする人。現在では多く、芸能人や力士の場合にいう。つけびと。
つくり‐びと【作り人】
1 作った人。作者。つくりぬし。つくりて。 2 農作物を作る人。百姓。