にしな【仁科】
姓氏の一。 [補説]「仁科」姓の人物仁科盛遠(にしなもりとお)仁科芳雄(にしなよしお)
にしな‐さんこ【仁科三湖】
長野県大町市にある木崎湖・中綱湖(なかづなこ)・青木湖の総称。フォッサマグナ上にできた断層湖。
にすけ【仁助/仁介】
江戸時代、船頭・馬方、または中間(ちゅうげん)・小者などの奉公人のこと。仁蔵(にぞう)。
にせものがたり【仁勢物語】
仮名草子。2巻。作者未詳。寛永17年(1640)ごろ成立。伊勢物語をもじって、当時の世相・風俗を滑稽に描いた。
にぞう【仁蔵/二蔵】
鍛冶(かじ)屋の職人、船頭・馬方などの通称。仁助(にすけ)。「鉱(あらかね)の槌打つ—までも」〈浮・男色大鑑・六〉
にた‐やま【仁田山】
1 「仁田山織」の略。 2 《仁田山織の紬(つむぎ)は普通の紬に似ているが、質が悪いところから》似て非なるもの。まがいもの。「この頃—の今助六といふ野郎が」〈洒・大通秘密論〉
にたやま‐おり【仁田山織】
群馬県仁田山地方(現在の桐生市)から産出する織物の総称。
にたやま‐ぎぬ【仁田山絹】
仁田山織の太絹織物。
にたやま‐つむぎ【仁田山紬】
仁田山織の紬。
にだゆう【仁太夫】
江戸時代、江戸市中の浮浪人の元締めの名。代々中山仁太夫と称し、門付(かどづけ)渡世の者に鑑札を発行して金をとった。