まち【町/街】
1 住宅や商店が多く人口が密集している所。都会。「—に住む」 2 (「街」とも書く)商店の並ぶにぎやかな場所。市街。「—をぶらつく」 3 地方公共団体の一。市と村の中間に位する。→ちょう(町) ...
まち‐か・く【待ち懸く】
[動カ下二]待ち受ける。待ち構える。「軍の寄り来べき道々に、おのおの四、五騎ばかり楯(たて)を突きて—・けさす」〈今昔・二五・五〉
まつり‐ご・つ【政つ】
[動タ四]《「まつりごと」の動詞化》 1 政治を行う。政務を執る。「左大臣のおとど、世の中を—・ち」〈宇津保・国譲下〉 2 世話を焼く。指図する。「やもめなる男の許(もと)にやもめなる女の来り居...
ま‐な‐かぶら【眶】
「まかぶら」に同じ。「小男の—を痛く突きたりければ」〈今昔・二九・三〇〉
ま‐の‐あたり
《「目の辺り」の意か。「目の当たり」とも書く》 [名] 1 目のすぐ前。眼前。「災害のあとを—に見る」 2 疑う余地のない事がら。事実。「地獄極楽破滅せんは—なるに」〈根無草・一〉 [副] ...
まん・ず【満ず】
[動サ変] 1 日限が満ちる。期限が来る。「其の七日に—・ずる夜」〈今昔・六・四六〉 2 願い事などが満たされる。かなう。「我が願すでに—・ず」〈著聞集・一三〉 3 すべてに及ぶ。欠けたところが...
み‐かた【味方/御方/身方】
[名](スル)《「かた」の敬称「御方」の意。「味方」「身方」は当て字》 1 対立するものの中で、自分が属しているほう。また、自分を支持・応援してくれる人。「心強い—」⇔敵。 2 対立するものの一...
みぎ‐の‐かた【右の方】
1 二分したときの右側。また、右の組。 2 相撲(すまい)の節(せち)で、相撲人(すまいびと)を左右に分けたときの右方。今の西方。「左の方にも—にも負くることなかりければ」〈今昔・二三・二三〉
みぎり【右】
《「ひだり」に合わせて「みぎ」に「り」を添えた語か》「みぎ」に同じ。「夫人の—の脇より身の中に入り給ひぬ」〈今昔・一・一〉
み‐こと【尊/命】
《御言(みこと)を発するお方の意から。また、「御事」の意とも》 [名]上代、神や人の呼び名の下につけた敬称。「…のみこと」の形で使う。「小碓(おうす)の—」「恨めしき妹(いも)の—の」〈万・七...