きんぶん‐がく【今文学】
中国で、今文で書かれた経書を研究する学問。前漢時代に官学として盛行。
きんぶん‐しょうしょ【今文尚書】
今文で書かれた「書経」。秦の焚書(ふんしょ)のとき、博士の伏生が壁の中に隠して残した29編を、漢代の隷書で書きなおしたもの。
きん‐れい【今隷】
中国、六朝(りくちょう)時代における隷書。漢代の隷書を古隷というのに対していう。→隷書
けさ【今朝】
今日の朝。この朝。こんちょう。「—から熱がある」「—大雨が降った」
けさ‐がた【今朝方】
今日の朝のころ。今朝ほど。
けさ‐の‐あき【今朝の秋】
秋めいた感じになった朝。立秋の日の朝をいう。《季 秋》「—千里の馬を相しけり/碧梧桐」
けさ‐の‐はる【今朝の春】
元旦を祝っていう語。また、立春の日の朝。《季 新年》
けさ‐ほど【今朝程】
「今朝方(けさがた)」に同じ。
こ‐とし【今年】
現在を含んでいる年。この年。こんねん。「去年(こぞ)—」《季 新年》「—から丸儲(まるもうけ)ぞよ娑婆(しゃば)遊び/一茶」
ことし‐おい【今年生ひ】
今年新しく生え出たもの。「—の松は七日になりにけり残りの程を思ひこそやれ」〈拾遺・賀〉