れんきんじゅつ‐し【錬金術師/錬金術士】
1 錬金術1について研究する人。 2 錬金術を使って金銀を作ることができるという人。 3 莫大な金銭を稼ぎ出す人。また、世間の常識を越えた、非常に貴重なものを作り出す人。その方法を知っている人。...
れん‐じょう【連声】
《(梵)sandhi(saṃdhi)の訳》二つの語が連接するときに生じる音変化の一。前の音節の末尾の子音が、あとの音節の頭母音(または半母音+母音)と合して別の音節を形成すること。「三位(さんい...
ろくじょうえいそう【六帖詠草】
江戸後期の歌集。7巻7冊。小沢蘆庵作。門人の小川萍流(おがわへいりゅう)・前波黙軒(まえばもくけん)らの編。文化8年(1811)刊。約1950首を収め、蘆庵の唱えた「ただごと歌」の実践を示す。書...
ろくのみやのひめぎみ【六の宮の姫君】
芥川竜之介の短編小説。大正11年(1922)8月、雑誌「表現」に発表。「今昔物語集」に取材した作品。
ろ‐けん【露見/露顕】
[名](スル) 1 秘密や悪事など隠していたことが表に現れること。ばれること。「旧悪が—する」 2 結婚してから3日目に他人に披露すること。ところあらわし。「女御(にょうご)入内(じゅだい)の事...
ろっ‐かせん【六歌仙】
古今集の序にみえる、平安初期のすぐれた六人の歌人。在原業平(ありわらのなりひら)・僧正遍昭(そうじょうへんじょう)・喜撰法師(きせんほうし)・大友黒主(おおとものくろぬし)・文屋康秀(ふんやの...
わ【我/吾/和】
[代]一人称の人代名詞。われ。わたくし。「大野山霧立ち渡る—が嘆くおきその風に霧立ち渡る」〈万・七九九〉 [接頭]名詞・代名詞に付く。 1 親愛の情を表す。「—おとこ」「—ぎみ」「保つべき様...
わ‐いん【和院】
[代]二人称の人代名詞。僧侶に向かって親愛の気持ちをこめてよぶ語。和僧。「その程は—はやすみて居たれ」〈今昔・二九・一七〉
わ‐おもと【我御許/吾御許/和御許】
[代]二人称の人代名詞。女性に向かって、親愛の気持ちで、また、多少の敬意をこめて呼ぶ語。そなた。おまえ。「—は物に狂ふか」〈今昔・二八・一〉
わか【若】
《形容詞「若い」の語幹から》 1 少年。「—に似合ひたる職なり」〈申楽談儀〉 2 若君。若子。主に身分の高い家の幼い男児をいう。「今ははや二人の—をぞ儲(まう)けける」〈浄・出世景清〉 3 (他...