し‐ぐぜいがん【四弘誓願】
仏語。すべての仏・菩薩(ぼさつ)が起こす四つの誓願。限りなく多くの衆生(しゅじょう)を済度(さいど)しようという衆生無辺誓願度、計り知れない煩悩(ぼんのう)を滅しようという煩悩無量誓願断、尽きる...
し‐しょう【四障】
仏語。仏道修行上の4種類の障害。ものにまどう惑障、悪業(あくごう)のさわりの業障、悪業のむくいの報障、邪見の見障。
し‐ま【四魔】
仏語。仏道修行の妨げとなる4種のもの。心身を悩まし乱す煩悩(ぼんのう)魔、身体の苦悩を生じる五蘊(ごうん)魔、生命を奪う死魔、善行を妨げる天魔。
しゃしん‐くよう【捨身供養】
仏道修行のために、わが身を捨てて供養すること。
しゃしん‐の‐ぎょう【捨身の行】
報恩・得果のため、身体を犠牲にして仏道を求める修行。
しゃっ‐け【釈家】
1 仏道を修行する者。僧侶。仏家。 2 経論の文義を注釈する僧。
しゅう【修】
[音]シュウ(シウ)(漢) シュ(呉) [訓]おさめる おさまる [学習漢字]5年 〈シュウ〉 1 あやをつけて形よく見せる。「修辞・修飾」 2 手を加えてなおす。「修正・修繕・修築・修理/改...
しゅ‐ぎょう【修行】
[名](スル) 1 悟りをめざして心身浄化を習い修めること。仏道に努めること。 2 托鉢(たくはつ)・巡礼して歩くこと。「全国を—する」 3 学問や技芸を磨くため、努力して学ぶこと。「弓道を—す...
しゅぎょう‐じゃ【修行者】
1 仏道の修行をする人。 2 仏道修行のため托鉢(たくはつ)してまわる僧。行者。 3 武芸を修行する人。
しゅ・する【修する】
[動サ変][文]しゅ・す[サ変] 1 おさめる。修練する。しゅうする。「仏道を—・する」 2 なおす。修繕する。しゅうする。「船を—・するを名として」〈条野有人・近世紀聞〉