いき‐ぼとけ【生き仏】
1 高徳の僧など、生きたまま、仏としてあがめられる人。また、仏のような心を持った徳のある人。生き如来。生き菩薩(ぼさつ)。 2 容姿のうるわしい女性。生き如来。生き菩薩。
いし‐ぼとけ【石仏】
1 石でつくった仏像。せきぶつ。 2 感情を動かさない人。また、非常に口数の少ない人。「木仏(きぶつ)金仏(かなぶつ)—」
いた‐ぼとけ【板仏】
板を仏像の形に切り、彩色したもの。また、銅板などに仏像を打ち出したもの。多く寺院の壁に掛けた。
いち‐ぶつ【一仏】
1 一体の仏。また、同一の仏。 2 阿弥陀仏のこと。
い‐ぼとけ【居仏】
座った姿の仏像。また、座っている仏。座仏(ざぶつ)。→立ち仏
いんぜい‐ねんぶつ【引声念仏】
ゆるやかな曲調で阿弥陀仏の名号を唱えること。
うし‐ぼとけ【牛仏】
衆生の利益のため、牛の姿になって現れた仏。
うすき‐せきぶつ【臼杵石仏】
臼杵市にある、日本最大の磨崖仏(まがいぶつ)群。大日如来・釈迦三尊・十王像など75体が残る。大部分は平安後期の作で、鎌倉・室町期のものもある。特別史跡・重要文化財。臼杵磨崖仏。深田石仏。
うすき‐まがいぶつ【臼杵磨崖仏】
⇒臼杵石仏
うた‐ねんぶつ【歌念仏】
江戸時代の俗曲の一。念仏に節をつけて歌ったもので、のちに説経節などの文句を取り、鉦(かね)にあわせて歌う門付け芸となった。元禄年間(1688〜1704)に流行。うたねぶつ。