こ‐ぼとけ【小仏】
1 小さい仏像。 2 「かごめかごめ」に似た子供の遊び。「まわりのまわりの小仏、なぜ背が低いな」などと歌う。まわりまわりの小仏。中の中の小仏。
ごしん‐ぶつ【護身仏】
自分の身の守りとする仏。守り本尊。持仏(じぶつ)。
ごち‐ごぶつ【五智五仏】
仏語。大日如来が備え持つ五つの智慧が、そのまま五仏に配当されること。
ご‐ぶつ【五仏】
真言密教で、大日如来とその徳から生じた四仏。金剛界では大日・阿閦(あしゅく)・宝生(ほうしょう)・阿弥陀・不空成就の五如来、胎蔵界では大日・宝幢(ほうどう)・開敷華(かいふげ)王・阿弥陀・天鼓(...
ご‐ぶつ【後仏】
弥勒(みろく)菩薩のこと。釈迦(しゃか)入滅ののち、56億7000万年後に世に現れるという。
さいほう‐ねんぶつ【西方念仏】
西方浄土に往生することを願って、阿弥陀仏を念ずること。
さが‐の‐だいねんぶつ【嵯峨の大念仏】
京都市嵯峨の清涼寺(釈迦(しゃか)堂)で、陰暦3月6日から15日までの10日間、人々が集まって念仏を唱えた行事。太鼓などを鳴らして「ははみた」と唱え、念仏後は仮面をかぶって町を歩く。弘安2年(1...
さ‐ぶつ【作仏】
仏となること。また、最高の悟りを開くこと。成仏(じょうぶつ)。
さんぜ‐しょぶつ【三世諸仏】
仏語。過去・現在・未来の3世にわたって存在する一切の仏。
さん‐だいぶつ【三大仏】
奈良の東大寺、河内の太平寺、近江(おうみ)の関寺の大仏。後世は奈良の東大寺、鎌倉の高徳院、京都の方広寺の大仏をいう。