さじ‐さき【匙先】
さじの使い方。医者の薬の調合の仕方。「あの男等は—より口先が功者で」〈滑・浮世風呂・前〉
し【仕】
[音]シ(漢) ジ(呉) [訓]つかえる つかまつる [学習漢字]3年 〈シ〉 1 役人になる。つかえる。「仕官/出仕・致仕・奉仕」 2 動詞「する(為る)」の連用形「し」の当て字。「仕方・仕...
しかの‐ぶざえもん【鹿野武左衛門】
[1649〜1699]江戸前期の落語家。大坂の人。通称、安次郎。江戸へ出て、仕方噺(しかたばなし)で人気を博し、江戸落語の祖とされた。著「鹿の巻筆」「鹿野武左衛門口伝咄」など。
し‐ぶり【仕振り/為振り】
物事をする仕方。やりかた。しぐあい。「話の—が堂に入っている」
しぼり‐ちゃきん【絞り茶巾】
茶の湯の点前(てまえ)で、冬の寒いときに、絞ったままで茶碗に仕組んで持ち出す茶巾。また、そのような点前の仕方。
しゅんじゅう‐の‐ひっぽう【春秋の筆法】
《「春秋」の文章には、孔子の正邪の判断が加えられているところから》事実を述べるのに、価値判断を入れて書く書き方。特に、間接的原因を結果に直接結びつけて厳しく批判する仕方。
しょう‐ほう【商法】
1 商売の仕方。あきない。「悪徳—」 2 ㋐企業を対象とし、その活動に関して規制する法規の全体。 ㋑商事に関する基本的な法典。明治32年(1899)施行。総則・商行為・海商の3編からなる。商法典。
しん‐ぷ【親父】
《古くは「しんぶ」とも》父親。実の父。「御—様によろしく」⇔親母(しんぼ)。「僕の—などはドウモ頑固で仕方がない」〈鉄腸・雪中梅〉
じつ‐えん【実演】
[名](スル) 1 人前で実際にやってみせること。「料理の仕方を—する」「—販売」 2 俳優や歌手が舞台で劇を演じたり歌ったりすること。映画・テレビ出演に対していう。
じゅん‐の‐みねいり【順の峰入り】
修験道の行者が大峰入りをするときに、熊野から入って吉野に出ること。聖護院の天台系本山派の入山の仕方。《季 夏》⇔逆の峰入り。