し‐よう【仕様】
《「し」は動詞「す」の連用形》 1 物事をする方法。しかた。やりかた。「まだほかに—があるだろう」 2 機械類や建築物などの構造や内容。「—の一部を変更する」
しよう‐がき【仕様書(き)】
1 物事のしかたの順序を記した文章。しようしょ。 2 工事・工作などの内容・手順を図などを入れて説明した書面。しようしょ。
仕様(しよう)がな・い
1 うまい方法がない。「自分でするより—・い」 2 始末におえない。「—・い怠け者だ」 [補説]現在では多く「しょうがない」と発音される。
仕様(しよう)がなければ茗荷(みょうが)がある
「仕様がない」の「しようが」に「生姜(しょうが)」を掛けた言葉遊び。
しよう‐しょ【仕様書】
「仕様書き」に同じ。
仕様(しよう)もな・い
くだらない。ばかばかしい。「—・いこと」 [補説]多く「しょうもない」と発音される。
しよう‐もよう【仕様模様】
《「模様」は強意のためつけられた語》方法。手段。「人手を頼むまでもなく、—も有るべき事」〈浄・先代萩〉