のら
仕事もしないで遊び暮らすこと。また、その人。怠け者。放蕩(ほうとう)者。どら。「些異(ちとかわ)って居た偏屈者、それが此頃のような—になって仕舞うたは」〈露伴・椀久物語〉
はい‐ぼ【廃墓】
⇒墓仕舞い
はて‐だいこ【果て太鼓】
芝居・相撲などの興行の終わりに打つ太鼓。仕舞い太鼓。打ち出し太鼓。
はや‐ばや【早早】
[副] 1 普通よりずっと早い時期に行うさま。「—(と)店仕舞いする」「—(と)返事をありがとう」 2 急いで行うさま。「それこそ易い事、明日は—遣はし申すべき」〈浮・五人女・四〉
はん‐かせん【半歌仙】
1 連句の形式の一。36句の歌仙の半分、18句で1巻とするもの。 2 能の素謡(すうたい)・仕舞(しまい)などの会で、曲数18番を演じること。
びら‐くら
不始末。ふしだら。「兄に負うせて銀(かね)盗み、所々の—を仕舞はんと」〈浄・二枚絵草紙〉
ふみ‐かえ・す【踏(み)返す】
[動サ五(四)] 1 繰り返し踏む。「—・して固める」「—・されて荒れたグラウンド」 2 踏まれた仕返しに相手の足などを踏む。「腹いせに—・してやる」 3 踏みはずす。「父さんも—・して落てお仕...
ぶち‐あ・ける【打ち明ける】
[動カ下一] 1 中のものをすっかり出してしまう。「文さんのお弁当は—・けてお仕舞い」〈二葉亭・浮雲〉 2 隠しごとをせず、すっかり話す。うちあける。「にしゃあ心安いから—・けて言ってもえいが」...
まい‐きょうげん【舞狂言】
狂言で、夢幻能の形式を模し、亡霊の舞を1曲の中心とするもの。「楽阿弥」「通円」「祐善」など。仕舞狂言。
み‐じんまく【身慎莫】
1 身なりを整えること。みじたく。「はやく切あげて、脱しようと—をしている最中」〈魯文・安愚楽鍋〉 2 自分のことをきちんと自分で行うこと。自分で生計を立てること。「自分の—もする代りに、病人の...