けん‐ぺい【兼併】
[名](スル)他国の土地などを自国の所有として併合すること。「勢力強大なるものが小国を—するは当然の道理で」〈魯庵・社会百面相〉
げんち‐じかん【現地時間】
現在地に対して時差がある地域における標準時。一般に夏時間を実施している地域・時期においては、それに従う。主に報道の分野や飛行機で他国に向かう際などに、現地での時刻を表すために用いられる。現地時。...
げんち‐ほご【現地保護】
他国で内乱などが発生して、そこに住む居留民が危険に陥ったとき、母国政府が責任をもってその土地で保護すること。
こうぎ‐の‐みつやく【広義の密約】
国家間の条約や協定などで秘密にされている部分。他国に重要な権利・自由を与えたり、自国が重要な義務・負担を引き受けるなど、公表されているものとは異なる重要な内容を持つ国家間の合意・了解で、必ずしも...
こうさく‐せん【工作船】
1 艦船をドックに入れないで海上に浮上させたまま、修理したり装備したりすることができるように、工作機械を備えつけている特殊船。 2 ゲリラや特殊部隊などが他国に潜入する際に使用する船舶のこと。
こうしょう‐かん【交渉官】
特定分野の専門的事案について、国を代表して他国と交渉を行う担当者の官職。「通商—」
こう‐りゃく【寇掠】
[名](スル)他国に攻め入って、財貨などを奪い取ること。
こく【国〔國〕】
[音]コク(呉)(漢) [訓]くに [学習漢字]2年 〈コク〉 1 くに。「国家・国際・国産・国政・国民・国立/王国・外国・帰国・挙国・建国・諸国・全国・祖国・他国・大国・万国・亡国」 2 わ...
こく‐えん【国遠】
1 故郷を捨てて、遠く他国に逃げ出すこと。出奔(しゅっぽん)。「—して知れぬ人もあり」〈浮・永代蔵・三〉 2 刑罰で、遠方に追放されること。島流し。遠島。「死罪をゆるし、近国お払ひなさるるなり。...
こくさい‐きょうそうりょく【国際競争力】
一国の産業・企業、あるいはその製品・サービスが、国際市場でシェアを拡大し、市場に影響を与える力。また、国や都市が、他国から企業や人材を呼び込み、経済的な繁栄を達成する能力。