た‐しょ【他所/他処】
1 ほかの場所。別の土地。よそ。「—に移り住む」「—者」 2 ほかの場所へ移ること。「それさへ—せられなば、まいていかにいかに」〈栄花・衣の珠〉
た‐しょ【他書】
ほかの書物。「—にない特色」
た‐しょう【他生】
1 仏語。今生(こんじょう)からみて、前世(ぜんせ)と来世(らいせ)。 2 そのものの力ではなく、他の原因によってあるものを生じること。
た‐しょう【他称】
人称の一。三人称。
他生(たしょう)の縁(えん)
「多生の縁」に同じ。
多生(たしょう)の縁(えん)
この世に生まれ出るまで、何度も生死を繰り返している間に結ばれた因縁。前世で結ばれた縁。「袖振り合うも—」 [補説]「他生の縁」とも書く。
た‐しょく【他殖】
異なる個体に由来する生殖細胞の結合による生殖。動物の他家受精、植物の他家受粉など。→自殖
た‐しょく【他色】
鉱物が、その中に含まれる不純物などによって呈する色。水晶が黒や紫色になるなど。仮色(かしょく)。→自色(じしょく)
たしょばらい‐てがた【他所払い手形】
取引先から取り立てを依頼された手形のうち、支払場所である銀行の所在地が交換可能地域外にあるため、自店が加盟している手形交換所では交換できないもの。⇔当所払い手形。
た‐しん【他心】
他人の心。また、二心(ふたごころ)。他意。