ざり
[助動][ざら|ざり|ざり|ざる|ざれ|ざれ]《助動詞「ず」に動詞「あり」の付いた「ずあり」の音変化》活用語の未然形に付く。…ない。…ないでいる。「思ひつつぬればや人の見えつらむ夢と知りせばさめ...
じゅしじょう‐けっしょう【樹枝状結晶】
樹の枝のようなパターンで発達・成長した結晶。冬場のガラス窓に付く霜、石灰岩表面の忍ぶ石、電気分解において電極に析出する金属結晶などに見られる。樹枝状晶。デンドライト。
す
[助動][せ|せ|す|する|すれ|せよ]四段・ナ変・ラ変動詞の未然形に付く。 1 相手が自分の思うようにするように、また、ある事態が起こるようにしむける意を表す。「例の声出(い)ださせて、随身に...
す
[助動][さ|し|す|す|せ|せ]《上代語》四段・サ変動詞の未然形に付く。軽い尊敬、または親愛の意を表す。…なさる。「我が形見見つつ偲(しの)はせあらたまの年の緒長く我も思はむ」〈万・五八七〉 ...
す
[助動][〇|〇|す|〇|〇|〇]動詞・形容動詞の連用形、接続助詞「て」などに付く。親しみや軽い敬意を表す。ます。「はりだこ買はう、はりだこ買ひす」〈虎明狂・張蛸〉 [補説]「さうら(候)ふ」の...
す【素】
[名] 1 装わないで生地(きじ)のままであること。また、他のものが加わらないでそのものだけであること。「化粧せず—のままで店に出る」 2 日本の音楽・舞踊・演劇などの演出用語。芝居用の音楽を...
すがら
[名](多く「に」を伴って副詞的に用いる)始めから終わりまでとぎれることがないこと。「ぬばたまの夜は—にこの床のひしと鳴るまで嘆きつるかも」〈万・三二七〇〉 [接尾]名詞などに付く。 1 始...
すこぶる‐つき【頗る付き】
「すこぶる」という語が付くほど、はなはだしいこと。「—の豪華版」
す‐どり【州鳥/渚鳥】
1 州(す)にいる鳥。シギ・チドリなど。「円方(まとかた)の湊(みなと)の—波立てや妻呼び立てて辺(へ)に近付くも」〈万・一一六二〉 2 カワセミの別名。
す‐め・く
[動カ四]《「す」は擬声語、「めく」は接尾語。「うめきすめく」の形で用いる》すうすうと息づかいをする。多く、詩歌を作るときに苦吟するさまにいう。「大名小名うめき—・きけれども、(下ノ句ヲ)付くる...