は…で
(「は」「で」は同一語に付く)他との対比をふまえて、その事柄に固有の性質や状態などであることを表す。「夏は夏で暑いし、冬は冬で寒い」
は…として
(「は」「として」は同一語に付く)とりあげた事柄が捨てがたいと認めつつも、他に話を移す意を表す。「結果は結果として、いかに練習に取り組んだかが重要だ」
は‐や
[連語]《係助詞「は」+係助詞「や」》 1 疑問の意に感動を添えた意を表す。…かなあ。「島伝(しまづた)ふ足速(あばや)の小舟(をぶね)風守り年—経なむ逢ふとはなしに」〈万・一四〇〇〉 2 (文...
はり‐つ・く【貼(り)付く/張(り)付く】
[動カ五(四)] 1 紙や布などがぴったりとくっついて、離れなくなる。「汗でシャツが背中に—・く」 2 特定の人や場所などから離れずにいる。「取材陣が人気歌手に—・く」 [動カ下二]「はりつ...
はん【反】
[名] 1 ⇒反定立(はんていりつ) 2 「反切(はんせつ)」の略。 [接頭]名詞に付く。 1 それとは反対の、それに反対するの意を表す。「—体制」「—主流派」 2 それに合致しない、それに...
ハードル【hurdle】
1 陸上競技のハードル競走で、コースに置く障害器具。金属製の基部の上に木や樹脂製の横棒が付く。 2 「ハードル競走」の略。 3 乗り越えなくてはならない、困難な物事。「入試という最初の—を越える」
ば
[接助] 1 口語では活用語の仮定形、文語では活用語の未然形に付く。未成立の事柄を成立したものと仮定する条件を表す。もし…ならば。「暇ができれ—行く」「雨天なら—中止する」「名にし負は—いざこ...
ばかり【許り】
[副助]名詞、副詞、活用語の連体形、一部の助詞に付く。 1 範囲を限定する意を表す。…だけ。…のみ。「あとは清書する—だ」「大きい—が能じゃない」「いそのかみ古き都のほととぎす声—こそ昔なりけれ...
ば‐こそ
[連語]《接続助詞「ば」+係助詞「こそ」》 1 活用語の仮定形(文語では已然形)に付く。あとの説明を成立させるのに十分な理由を、前に提示する意を表す。「親子なれ—情愛も深いのだ」「これをいみじと...
ばし
[副助]《係助詞「は」に副助詞「し」の付いた「はし」の音変化とも》名詞・格助詞・接続助詞「て」などに付く。疑問・推量・仮定条件・禁止・命令などの表現を伴い、上の事柄を取り立てて強調する意を表す。...