つけ【付け/附け】
[名] 1 支払い請求書。勘定書き。書きつけ。「会社に—を回す」 2 その場で支払わないで店の帳簿につけさせておき、あとでまとめて支払うこと。また、その支払い方法。「—で飲む」「—がきく」 3...
つけ‐あが・る【付(け)上(が)る】
[動ラ五(四)]相手が寛大なのをいいことにして、わがままを言ったり、思いあがったことをしたりする。「—・ってあれこれ注文をつける」
つけ‐あげ【付(け)揚(げ)】
1 揚げ物。てんぷら。 2 鹿児島地方で、さつま揚げのこと。
つけ‐あわせ【付(け)合(わ)せ】
1 主となる料理に添えるもの。肉料理に添える野菜など。 2 他のものを加え添えること。また、そのもの。「せつ子はませた笑い方をした。正雄も—に強いて笑った」〈小山内・大川端〉
つけ‐あわ・せる【付(け)合(わ)せる】
[動サ下一][文]つけあは・す[サ下二] 1 あるものに取り添える。添えあしらう。「ステーキにポテトを—・せる」 2 二つのものをひきくらべてその間の異同を調べる。つきあわせる。「ゲラと原稿とを...
つけ‐いし【付(け)石】
金(かね)付け石(試金石)のこと。
つけ‐いた【付(け)板】
1 (ふつう「ツケ板」と書く)歌舞伎で、ツケを打つときに用いる板。 2 魚のすり身をかまぼこなどに仕上げるのにつける板。
つけ‐いだ・す【付け出だす】
[動サ四]見つけ出す。探り出す。捜し出す。「志賀の里にて早広を—・し」〈浄・蝉丸〉
つけ‐い・る【付(け)入る】
[動ラ五(四)]相手の弱点やすきなどをつかんで巧みに利用する。つけこむ。「人の弱みに—・る」「—・るすきもない」
つけ‐いれ【付け入れ】
つけいること。機会に乗じて攻め入ること。「門を開き城中へ入れたけれども、—に逢うては、難儀の難儀」〈浄・今国性爺〉