いちょう【銀杏/公孫樹/鴨脚樹】
1 イチョウ科の裸子植物。一科一種。落葉高木で、高さ約30メートルに達する。葉は扇形で中央に裂け目があり、秋に黄葉する。雌雄異株。春、葉の付け根に、尾のような雄花、柄のある2個の胚珠(はいしゅ)...
いちらく‐あみ【一楽編み】
江戸時代、和泉(いずみ)国の根付け師、土屋一楽が始めた、精巧な籐(とう)細工。鼻紙入れ・キセル筒などに用いる。一楽織り。
いっ‐さつ【一札】
1 1枚の書き付け。1通の手紙・文書。 2 1通の証書や証文。「あとあとのため先方から—とってある」
いっさん‐か【一酸化】
酸素1原子と化合していること。他の語の上に付けて、酸素1原子との化合物であることを示す。
いっしゃ‐せんり【一瀉千里】
《川の水が一度流れだすと、またたく間に千里も流れる意から》 1 物事が速やかにはかどり進むこと。「仕事を—に片付ける」 2 文章や弁舌のよどみないことのたとえ。「—に物語る」
いぬやま‐やき【犬山焼】
愛知県犬山地方で焼いた陶器。染め付け・赤絵など各種のものがある。丸山焼。
いのち‐の‐でんわ【いのちの電話】
深刻な悩みをもちながら、だれにも相談できないでいる人に、電話による対話で援助を行う相談機関。昭和46年(1971)開設。 [補説]電話番号は0570-783-556(毎日午前10時〜午後10時)...
いばら‐も【茨藻】
イバラモ科の一年草。湖や池沼の水中に生え、長さ30〜60センチ。茎は硬く、もろい。よく枝分かれし、葉は線形で、3枚が輪生。雌雄異株。夏から秋、葉の付け根に小花をつける。
いま‐の‐ほど【今の程】
1 今のうち。今こうしている間。現在。「御心地悩ましとて、—うち休ませ給へるなり」〈源・宿木〉 2 今のように。これほど。「—返事をするに聞き付けぬ」〈虎寛狂・悪太郎〉
い‐めい【異名】
1 「いみょう(異名)」に同じ。 2 生物学で、同一種に対して付けられた複数の学名。同物異名。シノニム。