おっ‐て【追って】
[副] 1 近いうちに。のちほど。後日。「結果は—ご連絡いたします」 2 手紙や掲示などで、一応書き終えたあと、さらに書き加えるとき、その初めに置く言葉。なお。付け加えて。
おって‐がき【追って書(き)/追而書(き)】
手紙の本文に付け加えて書くこと。また、その文章。なおなお書き。追伸(ついしん)。二伸。
おっ‐ぱ
《「尾っ端」、または連歌俳諧で懐紙の一折の最後の句をさす「折(お)り端(は)」の音変化という》いちばん端(はし)。物事の結末。最後。「月の—に勘当を親父(おやぢ)付け」〈柳多留・二一〉
お‐づつ【尾筒】
1 馬の尾にかぶせる袋。尾袋(おぶくろ)。 2 獣の尾の、付け根の丸く膨れた部分。「最前ののら犬めと、—を取って引き戻し」〈浄・井筒業平〉
お‐でん【御田】
《「でん」は「田楽(でんがく)」の略》 1 さつまあげ・はんぺん・焼きちくわ・つみれ・蒟蒻(こんにゃく)・大根などを、汁をたっぷり使って煮込んだ料理。煮込みおでん。関西では、関東だき・関東煮とよ...
おとし【落(と)し】
1 落とすこと。 2 入れるべきものを忘れること。落ち。「名簿に—がある」 3 鳥獣などを捕らえるための仕掛け。わな。また、落とし穴。「猪(いのしし)が—にかかる」 4 戸の桟に作り付けて、閉め...
おとし‐がけ【落(と)し懸け/落(と)し掛け】
1 床の間や書院窓の上にかけ渡した横木。 2 欄間の下などに取り付ける雲形などの彫り物。 3 木製火鉢の内側の、銅やブリキで作った、灰を入れる部分。落とし。 4 江戸中期、元禄(1688〜170...
おとし‐ど【落(と)し戸】
1 左右に溝をつけてはめ込み、上下に開閉するようにした戸。 2 床や天井に取り付け、下方に開くようにした戸。
おどりこ‐そう【踊子草】
シソ科の多年草。山野のやや日陰に生え、高さ30〜50センチ。茎は四角柱で、節に長い毛がある。葉は卵形で対生する。4〜6月ごろ、葉の付け根ごとに淡紅紫色または白色の唇形の花を輪生する。名は、花を笠...
おに‐いた【鬼板】
檜皮葺(ひわだぶ)きや杮葺(こけらぶ)きで、箱棟の両端に鬼瓦の代わりに取り付ける板。