き‐うつり【季移り】
連歌・連句で、雑(ぞう)の句をはさまず、ある季の句に直ちに他の季の句を付けること。
きおいじし【勢獅子】
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。本名題「勢獅子劇場花罾(きおいじしかぶきのはなかご)」。3世瀬川如皐(せがわじょこう)作詞、5世岸沢式佐作曲、花柳寿輔振り付け。嘉永4年(1851)江戸中村座初演。
き‐おくれ【季後れ】
連句で、前句の季よりも早い季の付句(つけく)をすること。例えば、晩秋の句に初秋で付けるなど。落ち着かないので、よくないとされる。
きかし‐ぐさ【きかし草】
ミソハギ科の一年草。田や湿地に生え、高さ約15センチ。茎の下部は地をはう。葉は小さく楕円形で、対生。8、9月ごろ、葉の付け根に淡紅色の小花を1個ずつつける。
ききたいおう‐ぎょうむ【危機対応業務】
金融危機や大規模災害が発生した場合に、日本政策投資銀行(政投銀)と商工組合中央金庫(商工中金)が窓口となって、事業者に必要な資金の貸し付け等を行うこと。政投銀・商工中金は日本政策金融公庫から一定...
ききたいおう‐ゆうし【危機対応融資】
金融危機などが発生した際に、政府が日本政策投資銀行など指定の金融機関を通じて企業に低利で融資を行う制度。金融機関に対しては、日本政策金融公庫(日本公庫)から資金の貸し付けやリスク補完等が行われる...
きぎょうきんゆうしえん‐とくべつオペレーション【企業金融支援特別オペレーション】
日銀が企業金融の円滑化を目的として実施した貸付制度。平成20年(2008)の金融危機以降の企業金融情勢を受けて、同年12月から平成22年(2010)3月まで実施。金融機関を対象に、社債・CPなど...
きぎょう‐ふうど【企業風土】
従業員に、ある特定の考え方や行動様式を植え付ける、その企業独特の環境。社風。「上意下達の—を改革する」→企業文化
きく‐ざけ【菊酒】
1 菊の花を浸した酒。また、重陽(ちょうよう)の節句(9月9日)に飲む酒。菊の酒。菊花の酒。《季 秋》 2 みりんの一種。菊の花を煮付けた汁を用いて造ったもので、肥後や加賀の名産。菊の酒。
き‐くず・す【着崩す】
[動サ五(四)] 1 衣類を、これ以上着られないというほどに着古す。 2 粋な感じを出すために、装いの一部をわざと乱す。着物や帯をゆるく着付けたり、フォーマルスーツにカジュアルな小物を合わせたり...