ジョアン‐ペソア【João Pessoa】
ブラジル北東部、パライーバ州の州都。大西洋に面し、パライーバ川の河口付近に位置する。16世紀に建設された同国最古の都市の一つで、砂糖と綿花の生産拠点として栄えた。植民地時代に建造された要塞が残る...
じょうしゃ‐りつ【乗車率】
鉄道車両や路線バスなどで、乗車定員を100として実際に乗っている人の割合。乗車効率。→混雑率 [補説]新幹線などの指定席・自由席では座席数を定員とする。通勤車両では座席と吊り革が全部使われ、扉付...
じょうしゅううしぼり【常州牛堀】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。現在の茨城県潮来市付近の風景を描いたもの。手前に大きく苫舟を描き、画面右上に雪を被った富士山を配置している。
じょうわん‐じょうみゃく【上腕静脈】
上腕動脈の両側を走る、2本で一対の静脈。上腕の血液を集める。尺骨静脈と橈骨静脈の合流点から起こり、大円筋の下縁付近で腋窩静脈となる。
じん‐せんぷう【塵旋風】
強い日射で地表付近の温度が上がることにより上昇気流が発生し、旋風となって地面の砂や塵を舞い上げる現象。ダストデビル。
じんよう【潯陽】
中国古代に、現在の江西省の揚子江南岸九江市付近に置かれた郡と県の名称。この付近で揚子江は潯陽江とよばれ、白居易の「琵琶(びわ)行」に歌われた。
す【州/洲】
川・湖・海の底に土砂がたまって高くなり水面上に現れたもの。河口付近などの比較的浅い場所にできる。「中—」「砂—」「三角—」
スイアブ【Suyab】
中央アジア、天山山脈西部の北麓、チュー川河畔にあったオアシス都市。キルギス共和国北部のトクマク付近にあたる。唐の砕葉鎮の置かれた所。 [補説]「砕葉」とも書く。
すいじょうき‐ふんか【水蒸気噴火】
マグマの熱で付近の地下水が気化し、大量の水蒸気が発生して圧力が急速に上昇することによって起こる現象。火口付近の岩石が砕け、噴石や火山灰として飛散する。水蒸気爆発。→マグマ噴火 →マグマ水蒸気爆発
すいぜんじ‐のり【水前寺海苔】
クロオコックス科の藍藻(らんそう)。きれいな淡水中に生える。細胞が寒天質に包まれ、不定形の群体をつくる。食用で養殖もされる。水前寺で発見され、付近の江津湖のものは天然記念物。《季 夏》