しもだ‐じょうやく【下田条約】
安政元年(1854)日米和親条約の付録として、下田・箱館両港の開港と使用に関する細則を決めた条約。 安政4年(1857)アメリカ総領事ハリスと下田奉行との間で調印された、日米和親条約修補の条...
しゅうじほうこうわ【修辞法講話】
佐々醒雪による修辞法の研究・解説書。大正6年(1917)刊。付録の「作文教授法」は作文教育の優れた具体的指導書として名高い。
しゅつじょうしょうご【出定笑語】
江戸中期の思想書。3巻、付録3巻。平田篤胤著。文化8年(1811)成立。仏教の成立から、日本渡来などを説き、仏教思想とその受容者たちを論難したもの。
しんじひふみでん【神字日文伝】
江戸後期の語学書。2巻。付録1冊。平田篤胤(ひらたあつたね)著。文政2年(1819)成立。漢字伝来以前に日本に文字が存在したと主張する。かんなひふみのつたえ。→神代(じんだい)文字
じょうざんきだん【常山紀談】
江戸中期の随筆。正編25巻。湯浅常山著。原形は元文4年(1739)成立。完成は明和7年(1770)とされ、その後拾遺4巻と付録1巻が加えられる。戦国時代から江戸初期までの名将・傑物の言行を伝えた...
ちゅうちょうじじつ【中朝事実】
江戸前期の歴史書。正編2巻、付録1巻。山鹿素行著。寛文9年(1669)成立。中朝とは日本をいい、古学の立場から日本の皇統を漢文体で論じたもの。
つき‐もの【付(き)物】
1 その物に付属して用をなす物。また、ある物事と密接な関係をもち、それといつも取り合わせて考えられるもの。墨(すみ)と硯(すずり)、権利と義務、梅と鶯(うぐいす)の類。 2 ある物事にかならずつ...
とじ‐こみ【綴じ込み】
とじ込むこと。また、とじ込んだもの。「—の広告」「—付録」
とも【共】
1 同じであること。同一。「コートと—のドレス」「—の生地」 2 一緒。また、同時。「起居を—にした仲」 3 ㋐名詞の上に付いて、一対のものが同類である、また、同じ性質であるという意を表す。「—...
にほんだいじしょ【日本大辞書】
山田美妙の編著による国語辞典。明治25年(1892)から明治26年(1893)にかけて全11巻(付録1巻)を刊行。日本の国語辞書で初めてアクセントを記述した辞書として知られる。