のうぎょうぜんしょ【農業全書】
江戸中期の農書。10巻、付録1巻。宮崎安貞著。元禄10年(1697)刊。中国の「農政全書」を参考に、著者の体験・見聞により農事・農法を体系的に記述したもの。
のちかがみ【後鑑】
江戸後期の歴史書。本編347巻、付録20巻。成島良譲ら編。嘉永6年(1853)成立。江戸幕府の命により編集した室町幕府13代の編年体史書。将軍1代ごとに事績を記述し、その典拠を明示している。
はいかいぶんこ【俳諧文庫】
俳書。24冊。大野洒竹ら編。明治30〜34年(1897〜1901)刊。山崎宗鑑・荒木田守武の時代から文化・文政期(1804〜1830)までの古俳書中の重要作品を採録し、作者別・種類別などに編集し...
ひとさまざま【人さまざま】
《原題、(フランス)Les Caractères》ラ‐ブリュイエールの著作。副題は「当世風俗誌」で、当時のさまざまな風俗・人物像を鋭い観察眼により描いている。1688年、自らが翻訳したギリシャの...
ふ【付】
[音]フ(呉)(漢) [訓]つける つく [学習漢字]4年 1 物を手渡す。授け与える。「付与/下付・還付・給付・交付・納付・配付・返付」 2 ぴったりとくっつける。添えつける。つく。「付加・付...
べっ‐さつ【別冊】
1 雑誌・双書・全書などの付録として別にまとめられた本。「—として索引をつける」「—付録」 2 定期刊行物とは別に臨時に刊行されたもの。「—新学期特別号」
ほくさぶんりゃく【北槎聞略】
江戸後期の漂流記録書。11巻、付録1巻。桂川甫周編。寛政6年(1794)成立。天明2年(1782)大黒屋光太夫らの乗った船が遭難し、アリューシャン列島アムチトカ島に漂着してロシア人に救助され、1...
ほん‐し【本紙】
1 号外・付録などに対して、新聞の本体となる紙面。 2 この新聞。
ほん‐し【本誌】
1 別冊や付録に対して、雑誌の本体となる部分。 2 この雑誌。
ほん‐しょ【本書】
《「ほんじょ」とも》 1 主となる文書。添付文書・付録などに対していう。 2 正式の文書。下書き・写しなどに対していう。 3 基準となる本。原本。正本(しょうほん)。 4 この文書・書物。