ふ‐よう【付庸/附庸】
宗主国に従属してその保護と支配を受けている国。従属国。付庸国。
ふ‐ろく【付録/附録】
1 本文のあとに、参考・補足の意味で付けられたもの。「巻末の—」 2 書籍や雑誌などの本体に添えられたもの。「別冊—」
ふ‐わ【付和/附和】
[名](スル)自分にしっかりした考えがなく、たやすく他人の意見に同調すること。「始めより流俗に媚びて一世に—する心底がなければ」〈漱石・野分〉
ふわ‐ずいこう【付和随行】
[名](スル)定まった主義・主張をもたず、ただ他人の言動に同調して行動すること。「何も考えずデモ行進に—する」
ふわ‐らいどう【付和雷同】
[名](スル)一定の主義・主張がなく、安易に他の説に賛成すること。「多数派に—する」 [補説]「不和雷同」と書くのは誤り。
ぶ‐し【付子/附子】
キンポウゲ科トリカブト属植物の側根。アコニチンなどのアルカロイドを含み、毒性が強い。漢方で興奮・強心・鎮痛などに用いる。ぶす。
ぶし‐や【付子矢】
鏃(やじり)に付子(ぶし)の毒を塗った矢。ぶすや。
ぶ‐す【付子/附子】
1 「ぶし(付子)」に同じ。 2 《1が人から恐れられるところから》憎みきらうもの。「若い時から犬は—でおりゃるよ」〈浄・天鼓〉