にく‐だん【肉弾】
兵士が弾丸の代わりとして敵陣に突入すること。 [補説]日露戦争を描いた桜井忠温の戦記文学「肉弾」からできた語。
にくだん‐せん【肉弾戦】
1 肉体を弾丸の代わりとして、敵陣に突入して行う戦い。兵士が直接ぶつかって戦うさまをいう。 2 (比喩的に)格闘技・フットボールの試合などで、選手が互いにぶつかりながら競技するさまをいう。
肉(にく)を切(き)らせて骨(ほね)を切(き)る
自分も痛手を受ける代わりに、相手にそれ以上の打撃を与える。捨て身で敵に勝つ。肉を切らせて骨を断つ。
に‐ごう【二合】
1 1合の2倍。→合(ごう) 2 《二官を合わせて一官とする意》平安時代、年給制における年官として、二分官である目(さかん)一人と一分官である史生(ししょう)一人との代わりに、三分官である掾(じ...
ニッケルすいそ‐でんち【ニッケル水素電池】
《nickel-hydride battery》充電可能な二次電池の一。ニッケルカドミウム電池の負極のカドミウムの代わりに水素吸蔵合金(水素を吸蔵・放出できる合金)を用いて大容量、小型軽量化を図...
にほんこく‐けんぽう【日本国憲法】
日本の現行の憲法。大日本帝国憲法に代わり、昭和21年(1946)11月3日に公布、昭和22年(1947)5月3日から施行。前文および11章103条からなる。国民主権、基本的人権の尊重、平和主義を...
にほんばん‐かいりょうふじたスケール【日本版改良藤田スケール】
竜巻などの突風による被害の規模を表す藤田スケールの改良版。1971年にシカゴ大学の藤田哲也が提唱した藤田スケールに代わり、気象庁が日本の建築物などへの被害に対応するよう改良した。被害が大きくなる...
にょうご‐だい【女御代】
大嘗会(だいじょうえ)の御禊(ごけい)の儀を行うとき、選ばれて女御1の代わりを務めた女官。
ぬかみそ‐じる【糠味噌汁】
1 古い糠味噌を味噌代わりにして作った、粗末な汁。 2 《「女郎買いの糠味噌汁」から》家ではけちで、ひどい粗食をすること。「身上は—でぐっとやせ」〈柳多留・五五〉
ね‐びき【根引き/根曳き】
[名](スル) 1 草木などを根のついたまま引き抜くこと。ねこぎ。 2 遊女や芸者などの身代金を代わりに払って請け出すこと。身請け。落籍。「—されしは嬉(うれし)いようなものの」〈露伴・寝耳鉄砲〉