にほんおうじょうごくらくき【日本往生極楽記】
平安時代の往生伝。1巻。慶滋保胤(よししげのやすたね)著。寛和元〜2年(985〜86)ごろ成立。聖徳太子以下45人の往生伝をまとめたもの。
にんてい‐はく【認定博】
国際博覧会の区分の一つ。明確なテーマを掲げて開催される、比較的小規模な博覧会。5年ごとに開催される登録博の間に1回開催され、開催期間は3週間以上3か月以内、会場面積25ヘクタール以下などの条件が...
にんむ‐いはいこうい【任務違背行為】
任務に背く行為。背任罪の構成要件の一。→図利加害目的 [補説]背任罪について規定した刑法247条「他人のためにその事務を処理する者が、自己若しくは第三者の利益を図り又は本人に損害を加える目的で、...
ぬし【主】
[名] 1 その社会・集団などを支配・統率する人。あるじ。「一国の—」「世帯—」 2 所有者。持ち主。「地—」 3 動作・行為の主体。また、ある事柄の主人公。「声の—」「うわさの—」 4 山や...
ぬし‐どの【主殿】
[代]二人称の人代名詞。同輩以下を敬っていう語。あなた。「いかに、—は拝み奉るや」〈宇治拾遺・八〉
ね‐ぎり【根切り】
建物の基礎などとするために、地盤面以下の土を掘り取ること。また、その穴。
ねっすい‐ようえき【熱水溶液】
マグマが冷えて固まる際に生じた水の臨界温度(セ氏374度)以下の高温の水溶液。揮発性成分を多量に含んでいる。→交代作用
ねん‐ど【粘土】
岩石が風化や熱水作用によって分解してできた微細な粒子の集まり。地質学では粒径256分の1ミリ以下、土壌学では0.002ミリ以下をいう。水分を加えると粘着性と可塑性(かそせい)を示し、乾くと硬くな...
のう‐む【濃霧】
濃くたちこめた霧。気象観測では見通しのきく範囲が200メートル以下をいう。《季 秋》
ノルマントンごう‐じけん【ノルマントン号事件】
明治19年(1886)英国船ノルマントン(Normanton)号が和歌山県沖で難破した際、船長以下の英国人船員は避難し、日本人乗客25名が全員死亡した事件。治外法権下の英国領事裁判が船長を無罪と...