ギリシャ‐もじ【ギリシャ文字】
ギリシャ語を書き表すのに用いられる表音文字。前9世紀ころ、古代ギリシャ人がセム系の文字であるフェニキア文字を借用し、改良を加えてつくった。普通は24字。ローマ字・ロシア文字のもととなった。 [補...
ぎんりょう‐そう【銀竜草】
ツツジ科の多年生の菌従属栄養植物。山地の陰地に生え、高さ約10センチ。褐色の根以外はすべて白く半透明。茎は太く直立し、うろこ状の葉が重なってつく。夏、茎先に、下向きの花を1個開く。水晶蘭。幽霊茸...
くいきがい‐さいそうしん【区域外再送信】
放送法に規定される対象地域以外において、地上波テレビ放送の番組をCATV事業者などが再送信すること。
くうふくじ‐けっとうち【空腹時血糖値】
血液中のぶどう糖濃度を表す血糖値のうち、食事前(前の食事から10〜14時間後)の空腹時に測定したもの。糖代謝機能の検査指標で、糖尿病などの診断指標の一。日本糖尿病学会では、正常域(100mg/d...
くうりき‐おん【空力音】
空気力学的に発せられる音波。エオルス音、風切り音のほか、自動車、列車、飛行機が発する騒音のうち、エンジンやモーターなどの機械的振動以外の騒音などをさす。
く‐かい【九界】
仏語。十界のうち、仏界以外の世界。地獄・餓鬼・畜生・阿修羅(あしゅら)・人間・天上・声聞(しょうもん)・縁覚・菩薩(ぼさつ)の九界。きゅうかい。
くげ‐よみ【公家読み】
1 公家間に伝わった訓読法。 2 (「公家訓み」と書く)古来からの漢字の音訓以外に、日本人の名に使われる漢字の自由な読み。名乗りとして辞書に出ている読み。「成(音:セイ・ジョウ、訓:なる・なす・...
く‐じ【公事】
1 公務。 2 朝廷の政務・儀式。「今日は—ある日なれば、とく参らるらむ」〈大鏡・伊尹〉 3 中世、年貢以外の雑税・夫役(ぶやく)の総称。 4 訴訟およびその審理・裁判。「賢し人、出でて—ども定...
クック‐しょとう【クック諸島】
《Cook Islands》南太平洋、ポリネシア南部にある島国。北部7島、南部8島からなる。首都は南クック諸島、ラロトンガ島のアバルア。1773年にJ=クックが訪れた。その後、英保護領となったが...
くにもち‐しゅう【国持衆】
1 室町時代、将軍の一門や勲功のある譜代の大国の守護で、管領・相伴(しょうばん)衆以外の者の敬称。 2 ⇒国持大名