さし‐こばた【指小旗】
戦国時代以降、武士が目印として指物(さしもの)にした小旗。
さし‐もの【指物/差物/挿物】
1 戦国時代以降、戦場で武士が自分や自分の隊の目印として、鎧(よろい)の受筒(うけづつ)に立てたり部下に持たせたりした小旗や飾りの作り物。旗指物。背旗。 2 板をさしあわせて作った家具や器具。た...
サッド‐マック【sad Mac】
《sadは悲しいの意》米国アップル社のパソコン、マッキントッシュの起動時に表示されるアイコンの一。悲しげな顔のマークで、ハードウエアに何らかの異常があることを示す。Mac OS Xv10.2以降...
さつま‐やき【薩摩焼】
鹿児島県薩摩・大隅地方に産する陶磁器の総称。文禄の役後、島津義弘が朝鮮から伴ってきた陶工によって始められた。俗に白薩摩・黒薩摩とよばれる白釉(はくゆう)地のものと黒釉地のものとがあり、作風も多様...
さど‐おけさ【佐渡おけさ】
新潟県の民謡で、佐渡島の盆踊り歌。九州のハイヤ節が日本海沿岸を上って佐渡に伝えられ、変化したもの。大正末期以降、全国に広まった。
サドン‐デス【sudden death】
1 不慮の死。急死。突然死。 2 《敗者が突然決まることから》スポーツ競技で、試合終了のルール。 ㋐アメリカンフットボール・ホッケーなどの延長戦で、一方が勝ち越した時点で、勝敗の決着をつける方式...
さぶん‐バックアップ【差分バックアップ】
《differential backup》コンピューターなどでデータをバックアップする際、前回の完全バックアップ以降に追加・更新された部分だけをバックアップすること。ディファレンシャルバックアッ...
さほう‐の‐がく【左方の楽】
雅楽で、平安初期の楽制改革以降、左方の楽人が担当した楽。中国系の唐楽を主に、インド系の林邑楽(りんゆうがく)などを含む。唐楽。左楽(さがく)。左方。
さみし・い【寂しい/淋しい】
[形][文]さみ・し[シク]「さびしい」の音変化。「生まれて初めて—・い正月をしました」〈蘆花・思出の記〉 [補説]近世以降、「さびしい」「さみしい」両形用いられてきたが、現在は放送用語などで「...
さよくがさよくになるとき【左翼がサヨクになるとき】
磯田光一の評論。昭和61年(1986)刊行。副題「ある時代の精神史」。日本の左翼のイメージの変容を辿りつつ、高度成長期以降の日本文学について論じる。