いろはぐみ‐まちびけし【伊呂波組町火消し】
江戸時代、享保年間(1716〜1736)に町奉行大岡忠相(ただすけ)が江戸市中に設けた町火消し。いろは48文字から「へ・ら・ひ・京」を除き、代わりに「百・千・万・本」を加えて、それぞれの文字を名...
いろは‐こもん【伊呂波小紋】
和服の染め文様の一。いろは47文字を散らして染め出したもの。
いろは‐じゅん【伊呂波順】
「いろは歌」に出てくる仮名の順に配列すること。
いろは‐たとえ【伊呂波譬】
「伊呂波短歌」に同じ。
いろは‐たんか【伊呂波短歌】
いろは47文字と、「京」の字をそれぞれ語頭に置いた、子供の教訓用のたとえ歌。「犬も歩けば棒にあたる」「論より証拠」など。いろはうた。いろはたとえ。
いろは‐ぢゃや【伊呂波茶屋】
1 江戸時代、大坂道頓堀に、48軒あった芝居茶屋。 2 江戸時代、江戸谷中の感応寺の門前にあった私娼街。47軒あったからとも、いろはの文字をのれんに染め出したからともいう。
いろは‐づけ【伊呂波付け】
いろは順に番号をつけること。いろは番付。「—の引き出しに」〈浮・永代蔵・一〉
いろは‐の‐い【伊呂波の伊】
《手習いの最初に習う「いろは」の一字目であるところから》学問や芸事などの初歩。物事の第一段階。手始め。
いろは‐ぶね【伊呂波船】
江戸時代、同型の船を区別するため、「いろは」の文字を帆柱や艫(とも)などに記していたもの。
いろは‐もみじ【伊呂波紅葉】
⇒伊呂波楓(いろはかえで)