にん‐よう【任用】
[名](スル)人をある職務につかせて用いること。「官吏に—する」
まか・す【任す/委す】
[動サ五(四)]「任せる」に同じ。「この仕事は君に—・す」 [動サ下二]「まかせる」の文語形。
まかせ【任せ】
[語素]名詞の下に付いて、そのものに任せきりであることを表す。「力—」「人—」
まか・せる【任せる/委せる】
[動サ下一][文]まか・す[サ下二] 1 仕事などを他にゆだね、その自由にさせる。「経営を—・せる」 2 相手の好きなようにさせる。「御想像に—・せます」「身を—・せる」 3 そのままにしておく...
まき【任】
「まけ(任)」に同じ。「大君の—のまにまに取り持ちて仕ふる国の」〈万・四一一六〉
ま・く【任く/罷く】
[動カ下二]《支配者が命令して行動させる意》 1 官職に任じる。また、任命して派遣する。「まつろはぬ国を治めと皇子(みこ)ながら—・け給へば」〈万・一九九〉 2 命じて退去させる。「時に皇孫、...
まけ【任】
《動詞「ま(任)く」の連用形から》任命すること。任命して差し遣わすこと。「もののふの臣(おみ)の壮士(をとこ)は大君の—のまにまに聞くといふものそ」〈万・三六九〉
まっかせ【任せ】
[感]《「まかせ」の音変化》まかせておけの意で、何かを請け合って発する掛け声。心得た。よしきた。「取ったと掛かるを、—とかいくぐり」〈浄・忠臣蔵〉
まま【儘/随/任】
《「まにま」の音変化》多く連体修飾語を受けて形式名詞的に用いられる。 1 その状態に変化のないこと。それと同じ状態。「昔の—」「現状の—」「立った—の姿勢」 2 (多く「ままになる」の形で用いる...
みまな【任那】
古代朝鮮半島南部にあった一小国家。朝鮮の史料には、金官加耶(かや)(金海)の別名として3回だけ現れる。日本書紀では「みまな」と読み、広義では朝鮮半島南部加耶をさす。6世紀半ば、新羅(しらぎ)に併...