いかほ‐おんせん【伊香保温泉】
渋川市の温泉。急な石段の両側に旅館が並ぶ。垂仁(すいにん)天皇のころの発見といわれる。泉質は単純温泉・硫酸塩泉など。
いかほ‐の‐ぬま【伊香保の沼】
榛名湖の古称。[歌枕]「まこも生ふる—のいかばかり波越えぬらん五月雨の頃」〈新後拾遺・夏〉
いが【伊賀】
旧国名の一。現在の三重県西部にあたる。伊州。賀州。 三重県西部、上野盆地の中北部を占める市。古くから近畿と東海を結ぶ交通の要衝。平成16年(2004)11月に上野市、伊賀町、島ヶ原村、阿山(...
いが‐うえの【伊賀上野】
⇒上野(うえの)
いが‐ぐみ【伊賀組】
江戸幕府の鉄砲百人組のうち、伊賀者で組織した組。
いが‐ごえ【伊賀越】
奈良時代以来の街道。大和から山城の笠置(かさぎ)を経て、伊賀の柘植(つげ)に出、鈴鹿関に至る官道の称。 「伊賀越道中双六」の通称。
いがごえどうちゅうすごろく【伊賀越道中双六】
浄瑠璃。時代物。10段。近松半二らの合作。天明3年(1783)大坂竹本座初演。伊賀越の仇討ちを題材に、奈河亀輔(ながわかめすけ)の歌舞伎狂言「伊賀越乗掛合羽(のりかけがっぱ)」の改作。「沼津」「...
いがごえ‐の‐あだうち【伊賀越の仇討ち】
寛永11年(1634)岡山藩士渡辺数馬(わたなべかずま)が義兄荒木又右衛門(あらきまたえもん)とともに、父(一説に弟)のかたき河合又五郎(かわいまたごろう)を伊賀上野で討った事件。赤穂(あこう)...
いが‐し【伊賀市】
⇒伊賀
いが‐しゅう【伊賀衆】
「伊賀者(いがもの)」に同じ。