ふせや‐たく【伏せ屋焚く】
[枕]伏せ屋で火をたくと煤(すす)が出やすい意から、同音の「すす」にかかる。「千沼壮士(ちぬをとこ)菟原壮士(うなひをとこ)の—すすし競(きほ)ひ」〈万・一八〇九〉
ふ・せる【伏せる】
[動サ下一][文]ふ・す[サ下二] 1 下の方に向ける。うつむかせる。また、腹ばいになる。「顔を—・せる」「マットの上に—・せる」 2 上や表になる側、開いた側などを下に向ける。また、そのように...
ふっ‐かく【伏角】
1 地磁気の磁力の方向が水平面となす角。傾角。 2 ⇒俯角
ふくぎ【伏羲/伏犠】
⇒ふっき(伏羲)
ふっき【伏羲/伏犠】
中国古代伝説上の帝王。初めて八卦(はっけ)を作り、婚姻の制度を整え、民に漁や牧畜を教えたという。女媧(じょか)の兄あるいは夫といわれ、三皇の一人。太昊(たいこう)。庖犠(ほうき)。宓犠(ふくき)。
ぶせ【伏せ】
[接尾]助数詞。矢の長さをはかるのに用いる。一束(いっそく)、すなわち手の親指以外の4本の指で握った長さに足りない場合に、指1本の幅にあたる長さを単位としていったもの。「十二束三—、忘るるばかり...