ぎょうせい‐コスト【行政コスト】
企業会計の考え方に基づいて行政機関の財政状況を開示する財務書類の一つ。国・地方公共団体・特殊法人などの行政機関が行政サービスを提供するために消費した費用を示す。民間企業に適用される企業会計原則に...
ぎょうむ‐かんさ【業務監査】
企業の会計業務以外の業務活動(購買・生産・物流・販売など)、および組織・制度などに対する監査。取締役が行う業務の適法性や合理性などを判定する。→会計監査
クライアント【client】
《「クライエント」とも》 1 得意先。顧客。特に広告代理店が広告主をさしていう語。また、弁護士、会計士、建築家が依頼人をさしていうこともある。 2 カウンセリングなどの心理療法を受けに来た人。来...
くりいれ‐きん【繰入金】
1 家計調査の収支項目で、前月から持ち越した世帯の手持ち現金。 2 一般会計と特別会計、または特別会計間で、一方の会計の収支不足を補塡するために他方の会計から充当される資金。⇔繰出金。
くりかえ‐ばらい【繰替払い】
1 使途の定まった金銭を、一時他の用途に流用して支払うこと。 2 会計法などで認められた国庫金の支出方法の特例の一。支出の時期を失するおそれがある場合に、出納官吏が手元に保管されている歳入金・歳...
くり‐こし【繰(り)越(し)】
1 繰り越すこと。 2 簿記で、計算結果を次ページに書き送ること。 3 会計勘定を次期の会計に組み入れること。 4 「繰越金」の略。 5 女物和服の襟肩あきを、肩山より後ろにあけること。また、こ...
くり‐こ・す【繰(り)越す】
[動サ五(四)] 1 その期間に済まなかった物事を次へ送る。 2 会計上、繰り越しをする。「残額を来月分へ—・す」
くりだし‐きん【繰出金】
一般会計と特別会計、または特別会計間で支出される経費。地方公共団体の一般会計から、介護保険事業会計・国民健康保険事業会計・地方公営企業会計などに対して繰り出される負担金など。⇔繰入金。
くりのべ‐しさん【繰延資産】
すでに支出された費用ではあるが、その効果が将来に及ぶとされるため、全額を当期の費用とせずに次期以降にも配分する会計処理方法として、経過的に計上される資産。創立費・開業費・開発費・社債発行費・株式...
くりのべぜいきん‐しさん【繰延税金資産】
税効果会計で使用する勘定科目の一。企業会計で計上した費用の一部が、税務上はその会計期間の損金と認められず、翌期以降に損金算入される場合、会計上と税務上の税額の差異を貸借対照表に計上するために設け...