えしゃ‐じょうり【会者定離】
仏語。会う者は必ず離れる運命にあるということ。人生の無常をいう語。
え‐しゅ【会衆】
法会(ほうえ)・説法などに集まった人々。
え・す【会す】
[動サ変]理解する。会得する。「涅槃(ねはん)の真を—・して」〈露伴・五重塔〉
え‐とく【会得】
[名](スル)物事の意味を十分理解して自分のものとすること。「芸の奥義を—する」
会(え)に合(あ)わぬ花(はな)
法会(ほうえ)に間に合わない花。時期遅れで役に立たないことのたとえ。
え‐ふ【絵符/会符】
1 江戸時代、運送の際に特別な便宜をはかるように公卿・武家など特定の者の荷物につけた目印の札。 2 荷札。
え‐ほん【会本】
仏教関係の書物で、本文とは別に作られた注釈書の各部分を、本文と対照させて1冊にしたもの。
え‐よう【会陽】
岡山市の西大寺で、陰暦1月15日未明、修正会(しゅしょうえ)の結願(けちがん)として行われる裸押しの行事。吉井川で水垢離(みずごり)をとった裸の男たちが、神木(しんぎ)と称する棒を取り合う。正月...
おう【会ふ】
[動ハ四]⇒あ(会)う
逢(お)うた時(とき)に笠(かさ)を脱(ぬ)げ
《知人に出会ったら、すぐ笠をとってあいさつをせよ、の意から》よい機会は逃さず利用せよということ。