でんせん‐びょう【伝染病】
感染症のうち、病原体の宿主との接触、空気や飲食物、あるいはノミ・シラミ・ダニなどを介して、ある個体から他の個体へと次々に広がっていく伝染性の病気。人の場合は、感染症予防法によって危険性が高い順に...
でんせん‐びょういん【伝染病院】
主として法定伝染病(伝染病予防法で規定)の患者を隔離収容して治療を行っていた病院の呼称。平成11年(1999)の同法廃止以降は、この呼称は使用されなくなった。かわって制定された感染症予防法では、...
でんせんびょう‐けんきゅうじょ【伝染病研究所】
伝染病などの原因・予防・治療などの研究機関。明治25年(1892)大日本私立衛生会付属として北里柴三郎を迎えて発足。現在は東京大学医科学研究所。東京都港区白金台にある。
でんせんびょうよぼう‐ほう【伝染病予防法】
伝染性が強く生命に危険を及ぼす伝染病を指定し、その予防・対策について定めていた法律。明治30年(1897)制定。平成11年(1999)感染症予防法の施行に伴い廃止。
でん‐そ【伝疏】
伝と疏。経書(けいしょ)の注解である伝と、伝にさらに詳しい解釈を加えた疏。
でん‐そう【伝送】
[名](スル) 1 次々に送り伝えること。電気信号を伝えることにもいう。「端末装置にデータを—する」 2 宿継(しゅくつ)ぎで送ること。宿送り。
でんそう‐そくど【伝送速度】
《transfer rate》⇒通信速度
でんそう‐そんしつ【伝送損失】
《transmission loss》通信経路において電波・光・音などの信号が減衰する度合い。距離が離れることや機器の接触不良、無線通信のフェージングによる劣化などが原因で起こる。単位はデシベル...
でん‐そん【伝存】
[名](スル)伝えられて存在すること。「古記録が—する」
でん‐たつ【伝達】
[名](スル) 1 命令・意思・情報などを口頭または書類で相手に伝えること。「決定事項を—する」 2 生物学で、神経線維の興奮がシナプスを介してニューロン(神経細胞)または筋肉・分泌腺などに伝え...