けんせい‐いでん【顕性遺伝】
同時に発現することのない対立形質をもつ両親を交配させたとき、その一方の形質のみが発現する遺伝様式。⇔潜性遺伝。 [補説]かつては「優性遺伝」と称した。→優性[補説]
けん‐でん【喧伝】
[名](スル)盛んに言いはやして世間に広く知らせること。「世に広く—された事件」
げんせい‐いでん【限性遺伝】
生物のある形質が、雌雄いずれか一方の性にのみ現れる遺伝。
こううんくでん【耕雲口伝】
室町時代の歌論書。1巻。花山院長親著。応永15年(1408)成立。
こうしゅう‐インデン【甲州インデン】
《「甲州印伝」とも書く》⇒インデン
こうそう‐でん【高僧伝】
高徳の僧の伝記を集録したもの。中国では梁(りょう)の慧皎(えこう)の「梁高僧伝」が現存最古で、唐の道宣の「続高僧伝」、宋の賛寧の「宋高僧伝」、明の如惺(じょせい)の「大明高僧伝」と合わせて四朝...
こがくしょうでん【古学小伝】
江戸末期の国学書。3巻。清宮秀堅著。安政4年(1857)成立、明治19年(1886)刊。契沖・賀茂真淵・本居宣長ら75人の国学者の伝記を集成したもの。
こくりょうでん【穀梁伝】
⇒春秋穀梁伝(しゅんじゅうこくりょうでん)
こしでん【古史伝】
江戸後期の史論書。37巻。平田篤胤(ひらたあつたね)著。文政8年(1825)成立。自著の神代史「古史成文」に注釈を加え、著者の神道思想を詳しく述べたもの。
こじきでん【古事記伝】
古事記の注釈書。44巻。本居宣長著。寛政10年(1798)完成。文政5年(1822)全巻刊。最初の文献学的な古事記研究書。宣長の国学思想の基礎をなしている。