のび‐ちぢみ【伸び縮み】
[名](スル) 1 伸びることと縮むこと。伸びたり縮んだりすること。しんしゅく。「よく—する服地」 2 発展することと衰退すること。また、増えることと減ること。「まして身代軽き家々は、そろばん枕...
のび‐なやみ【伸(び)悩み】
伸び悩むこと。「得票数の—で苦戦する」
のび‐なや・む【伸(び)悩む】
[動マ五(四)]伸びそうでいて思ったほど伸びず、期待されたところより低い水準で停滞する。「若手が—・む」「小豆の相場が—・む」
のび‐のび【伸び伸び/延び延び】
[名・形動](延び延び)物事が何度も先に延ばされること。また、そのさま。「雨で試合が—になる」「返事が—になる」
[副](スル) 1 (伸び伸び)すくすく伸びるさま。「輝く春の日の下に青草が...
のび‐やか【伸びやか】
[形動][文][ナリ]心が穏やかで生き生きしているさま。「—な声」「—な性質」 [派生]のびやかさ[名]
のび‐らか【伸びらか】
[形動ナリ] 1 長く伸びているさま。「あさましう高う—に、先の方少し垂りて」〈源・末摘花〉 2 ゆったりとくつろぐさま。「口つき美しう匂ひ、まみ—に」〈源・横笛〉
のび‐りつ【伸(び)率】
伸びの割合。「昇給の—」
の・びる【伸びる/延びる】
[動バ上一][文]の・ぶ[バ上二] 1 ものの長さ・高さ・広がりが増す。 ㋐(伸びる)生長して、長くなったり、高くなったりする。「背が—・びる」「すらりと—・びた脚」「枝が—・びる」 ㋑(延びる...
の・ぶ【伸ぶ/延ぶ】
[動バ上二]「のびる」の文語形。
[動バ下二]「の(伸)べる」の文語形。
のぶこ【伸子】
宮本百合子の長編小説。大正13年(1924)から大正15年(1926)にかけて「改造」誌に発表。自身のアメリカへの留学体験に基づく作品で、日本のフェミニズム文学史の観点からも重要な作品とされる。