ボイル‐の‐ほうそく【ボイルの法則】
一定温度における気体の体積は、その圧力に反比例するという法則。1660年にボイルが発見。1676年にE=マリオットが独立して再発見したため、マリオットの法則ともいう。
ぼう‐じゅん【膨潤】
物質が溶媒を吸収して体積を増加する現象。ゼラチンが水を含んで膨らむなど。
ぼう‐ちょう【膨張/膨脹】
[名](スル) 1 ふくれあがること。 2 規模が広がって大きくなること。また、数量が増大すること。「都市が—する」「予算が—する」 3 物体の長さまたは体積が増大すること。「熱—」
ぼうちょう‐ひずみ【膨張歪み】
物体に外力を加えたときに、体積が増加すること。地震の発生に先立って、岩石に加わる圧力が増大すると、微小な破壊が進行し、岩石中に隙間が生じて体積が膨張する。→圧縮歪み
ぼうちょう‐りつ【膨張率】
物体の温度を1度上げたときの、体積の増加率または長さの伸び率。体膨張率と線膨張率がある。
ポアズイユ‐の‐ほうそく【ポアズイユの法則】
細い円管を流れる流体の量に関する法則。単位時間当たりに流れる流体の体積は、管の半径の4乗および間の両端の圧力差に比例し、管の長さおよび流体の粘性に反比例するというもの。19世紀にドイツのG=ハー...
ポアソン‐の‐ほうそく【ポアソンの法則】
熱力学の法則の一。理想気体を断熱変化させたとき、圧力Pと体積Vの間に、PVγが一定という関係式が成り立つ。γは比熱比。
マイクロリットル【(フランス)microlitre】
メートル法の体積の単位。1マイクロリットルは1リットルの100万分の1、1立方ミリメートルにあたる。記号μL [補説]μの代替表記としてuを用い、uLと記述することもある。
マントル【mantle】
1 地球内部の、地殻と核との間の層。地殻のすぐ下にあるモホロビチッチ不連続面から深さ2900キロまでの部分。体積は地球の約82パーセントを占め、橄欖岩(かんらんがん)質の固体と推定される。 2 ...
みず‐ポテンシャル【水ポテンシャル】
植物の水分保持力を表す値。等温等圧下での純水の化学ポテンシャルをゼロと定義した場合、植物組織の水の化学ポテンシャルをモル体積で割った値として定義され、通常、負の値となる。単位はPa。水ポテンシャ...