かい‐だい【解題】
[名](スル) 1 書物や作品の著者・成立事情・内容・体裁・出版・発表の年月、他に及ぼした影響などについて解説すること。また、その解説。開題。 2 問題を解くこと。「僕が算術の—に苦しんで考えて...
かき‐つくろ・う【掻き繕ふ】
[動ハ四]形よく整える。体裁よくする。かいつくろう。「御髪(ぐし)—・ひなどし給ひて」〈源・若紫〉
かくちょう‐は【格調派】
中国の詩で、盛唐の詩に学んで、格(体裁)と調(声調)との調和した品格の高さを理想とした流派。清の沈徳潜(しんとくせん)が提唱し、明の李夢陽(りぼうよう)・何景明(かけいめい)・李攀竜(りはんりょ...
かざり【飾り】
1 飾ること。また、飾るもの。装飾。装飾品。「客間の—にする」「胸に花の—をつける」 2 表面、外見をよく見せようと取り繕うこと。飾りけ。「—のない素朴な人柄」 3 実質的な意味はもたず、体裁を...
かざ・る【飾る】
[動ラ五(四)] 1 他の物を添えたり、手を加えたりするなどして、美しく見せるようにする。装飾する。「食卓を花で—・る」 2 物を、人目につくように工夫して、置き並べる。「商品をウインドーに—・...
かた‐くな【頑な】
[形動][文][ナリ] 1 意地を張って自分の主張や態度を変えないさま。頑固。「—に拒みつづける」「—な態度」 2 見苦しく劣っているさま。愚かで下品なさま。「翁(おきな)、門をえ開けやらねば、...
かたくな・し【頑なし】
[形シク] 1 意地っ張りである。「いとど痴(をこ)に—・しき入道の心ばへも」〈源・明石〉 2 物わかりが悪い。「心をやりて言ふも、—・しく見ゆ」〈源・須磨〉 3 不体裁である。無骨で見苦しい。...
かたち【形/容】
1 見たり触れたりしてとらえることができる、物の姿・格好。物体の外形。「山の美しい—」「影も—も見えない」 2 ㋐まとまり整った状態をもって表にあらわれた、物事の姿。形態。「合議制の—をとる」「...
かたち‐ばかり【形許り】
内容はともかく、体裁だけは整っていること。しるしばかり。かたばかり。「—の祝言(しゅうげん)を挙げる」
かっ‐こう【格好/恰好】
《「恰(あたか)も好(よ)し」の意で、ちょうど似つかわしいさまが原義。形がちょうどよいというところから、姿・形の意にも転じた》 [名] 1 外から見た事物の形。姿。また、身なり。「髪の—を直す...