いん【員】
1 人や物の数。 2 (名詞に付き、接尾語的に用いる)ある組織に加わっている人、組織の中で何かの役や係を持つ人の意を表す。「銀行—」「評議—」「係—」
いん‐ねん【因縁】
《「いんえん」の連声(れんじょう)》 1 仏語。物事が生じる直接の力である因と、それを助ける間接の条件である縁。すべての物事はこの二つの働きによって起こると説く。 2 前世から定まった運命。宿命...
うさ‐ばらし【憂さ晴(ら)し】
[名](スル)苦しさやつらさを、何かで紛らして除いたり忘れたりすること。気晴らし。気散じ。「酒を飲んで—する」
牛(うし)の一散(いっさん)
歩みの遅い牛が何かのはずみで一散に走るように、平生ぐずぐずしている人が深い思慮もなくむやみにはやり進むことがあることのたとえ。
うつつ‐な・し【現無し】
[形ク] 1 何かに気を取られて、ぼんやりしているさま。正体もない。「この心をも得ざらん人は、物狂ひともいへ、—・し情なしとも思へ」〈徒然・一一二〉 2 思慮分別のないさま。たわいない。「心ばへ...
うつ‐ぼつ【鬱勃】
[ト・タル][文][形動タリ]内にこもっていた意気が高まって外にあふれ出ようとするさま。また、意気が盛んなさま。「—たる闘志」「何か—とした田舎ものの気概と情熱が籠っていた」〈秋声・仮装人物〉
う・める【埋める】
[動マ下一][文]う・む[マ下二] 1 ある部分・範囲を物でふさぐ。 ㋐くぼんでいるところに物を詰めて、くぼみをなくす。「城の堀を—・める」 ㋑穴などに物を入れ、上に何かをかぶせて見えなくする。...
うん‐ぬん【云云】
[名](スル)《「うんうん」の連声(れんじょう)》 1 引用した文や語句のあとを省略するときに、以下略の意で、その末尾に添える語。「この件について法的に問題がある—との指摘があった」 2 あれこ...
えぐ・い【蘞い/醶い】
[形][文]ゑぐ・し[ク] 1 あくが強くて、いがらっぽい感じがする。えがらっぽい。「山菜を食べたあと、のどが—・い」 2 俗に、むごたらしいさま。また、どぎついさま。「—・い描写」 3 我が強...
えっ
[感] 1 驚いたり、疑ったりしたときに発する語。え。「—、うそだろう」 2 問い返すときに発する語。え。「—、何かおっしゃいましたか」 3 力を入れるときに発する声。えい。「そこ立って失せう、...